フィットの車検費用は、追加の整備がほとんどなければ5万〜7万円台、年数がたって部品の交換が重なると10万円を超えます。
楽天Car車検に掲載されているフィットの作業実績602件では、総額の中央値が94,110円で、半分の車が74,661円から113,760円のあいだに入りました。
金額に差が出るのは、ガソリン車かハイブリッドか、どの世代か、登録から何年たっているか、そしてどこに頼むかです。
フィットは初代から4代目まで20年以上売られてきた車で、同じフィットでも重量税の区分や、本則になるかどうかが型式によって違います。
たとえば2代目のガソリン車は13年を過ぎて重量税が上がっている一方、同じ時期のハイブリッド(GP1)は燃費の基準を満たして本則のままの計算です。
この記事では、作業実績602件を年数と世代で分けた相場、初代から4代目までの型式別の車両重量と重量税、IMA・i-DCD・e:HEVの3つのハイブリッドで気をつけること、世代ごとのリコール、依頼先ごとの基本料を、ホンダと国土交通省の公表内容をもとにまとめました。
この記事の結論
- フィットの車検の総額は、楽天Car車検の作業実績602件の中央値で94,110円です。初回の車検は6万円台で、13年を過ぎた車は10万円を超える例が中心でした。
- 重量税の区分はほとんどの型式が1.0t超〜1.5t以下で、エコカー外の13年未満なら24,600円です。1.0t以下になるのは初代・2代目・3代目前期の一部のグレードだけです。
- 重量税が本則(15,000円)になる計算なのは、GP1・GP5・GP6と4代目のe:HEVです。ガソリン車とハイブリッドRS(GP4)はエコカー外で、13年を過ぎると34,200円に上がります。
- 基本料の中央値は掲載店全体で17,850円でした。3代目のハイブリッドはi-DCDのリコール、初代と2代目はタカタ製エアバッグの改修を、車検の前に車台番号で確かめてください。

フィットの車検費用楽天Car車検の作業実績602件と掲載店の料金表から
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【結論】フィットの車検費用の相場は総額の中央値が9万円台
楽天Car車検には、加盟店が実際に車検をした車の総額(基本料・法定費用・追加の整備を含む)が「作業実績」として掲載されています。
「フィット」と「フィット ハイブリッド」の602件を集計すると、次のようになりました。
| 総額 | |
|---|---|
| 中央値 | 94,110円 |
| 安いほうから4分の1 | 74,661円以下 |
| 高いほうから4分の1 | 113,760円以上 |
| 8万円未満だった車 | 31% |
| 10万円以上だった車 | 43% |
| 15万円以上だった車 | 5% |
※楽天Car車検の「フィット(ホンダ)」の499件と「フィット ハイブリッド(ホンダ)」の103件の車検費用実績を集計。「フィット」の実績にも4代目のe:HEVなどハイブリッド車が含まれる。掲載店はガソリンスタンド・車検専門店・整備工場がほとんどで、ホンダの販売店の実績は6件だけ。一部に車検以外の作業の掲載も含まれるが、中央値への影響はほとんどない。約2割は愛知県の店の実績。

費用の内訳は「法定費用+基本料+整備費用」
車検の総額は、国に納める法定費用、店に払う車検基本料(点検・検査・代行の手数料)、部品交換などの整備費用の3つを足したものです。
法定費用は、1.0t超〜1.5t以下のフィットで重量税が本則なら34,750円、エコカー外の13年未満なら44,350円、13年を過ぎると53,950円です(指定工場の場合)。
店によって差が出るのは基本料と整備費用で、楽天Car車検に掲載されている全国5,857店の〜1.5tの車の基本料(ネット予約の割引後)は、中央値が17,850円でした。
そのため、追加の整備がほとんどない車なら、本則のハイブリッドで5万円台、13年未満のガソリン車で6万円台が下限の目安で、13年を過ぎたガソリン車は7万円台になります。
実例の中央値が9万円台になっているのは、ブレーキフルードやエンジンオイルの交換に加えて、年数のたった車で足回りのゴム部品などの交換が重なるためとみられます。
楽天Car車検のおすすめポイント
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型式別|フィットの車両重量と重量税
法定費用は、自動車重量税、自賠責保険料、検査手数料(印紙代)の3つです。このうち重量税は、車両重量の区分(1.0t以下か、1.0t超〜1.5t以下か)と、エコカーの要件を満たして本則になるかで金額が変わります。
まず車検証で「型式」と「車両重量」を確かめてください。
| 世代・型式 | 年式の目安 | 車両重量 | 重量税の区分 | 本則になるか(計算) |
|---|---|---|---|---|
| 初代(GD1〜GD4) | 2001〜2007年 | 990〜1,120kg | 1.5t以下(990kg・1,000kgの車は1.0t以下) | エコカー外 |
| 2代目(GE6〜GE9) | 2007〜2013年 | 990〜1,180kg | 1.5t以下(GE6の5MT車の一部は1.0t以下) | エコカー外 |
| 2代目ハイブリッド(GP1) | 2010〜2013年 | 1,130〜1,170kg | 1.5t以下 | 本則 |
| ハイブリッドRS(GP4) | 2012〜2013年 | 1,140〜1,170kg | 1.5t以下 | エコカー外 |
| 3代目(GK3〜GK6) | 2013〜2020年 | 970〜1,150kg | 1.5t以下(前期の13Gなどは1.0t以下) | エコカー外 |
| 3代目ハイブリッド(GP5・GP6) | 2013〜2020年 | 1,080〜1,240kg | 1.5t以下 | 本則 |
| 4代目ガソリン(GR1・GR2・GR5・GR7、GS4〜GS7) | 2020年〜 | 1,070〜1,190kg | 1.5t以下 | エコカー外 |
| 4代目e:HEV(GR3・GR4・GR6・GR8) | 2020年〜 | 1,180〜1,290kg | 1.5t以下 | 本則 |
※車両重量と燃費は国土交通省「自動車燃費一覧」とホンダの主要諸元の値。「本則になるか」は、燃費一覧の燃費値と燃費基準の達成率を、国土交通省の判定の条件(燃費基準と排出ガス基準の達成度)に当てはめた当サイトの計算。クロスター(GR5〜GR8、GS5・GS7)は全幅1.725mの3ナンバーで、ほかは5ナンバー。1,000kgちょうどは1.0t以下に入る。
1.0t以下になるのは一部のグレードだけ
- 初代:GD1の990kg・1,000kgの車と、GD3の5速マニュアル車の一部
- 2代目:GE6の5速マニュアル車の一部(990kgなど)
- 3代目:前期のGK3のうち「13G」のCVT車(970kg)と、5速マニュアル車の一部(1,000kg)
- ハイブリッドと4代目は、すべて1.0t超
車検証の車両重量が1,000kg以下なら、重量税は1.0t以下の欄の額になります。
見積もりの重量税が1.5t以下の額で書かれていたら、どの区分で計算したのかを店に聞いてみてください。
重量税は区分と年数で4段階に分かれる
| 重量税(2年) | 1.0t以下 | 1.0t超〜1.5t以下 |
|---|---|---|
| 本則(エコカー) | 10,000円 | 15,000円 |
| エコカー外・13年未満 | 16,400円 | 24,600円 |
| 13年経過 | 22,800円 | 34,200円 |
| 18年経過 | 25,200円 | 37,800円 |
※国土交通省「自動車重量税の税額表」(継続検査・自家用乗用・2年)。本則の車は13年・18年を過ぎても本則のまま。13年経過は初度登録から12年10か月以後、18年経過は17年10か月以後に車検を受ける場合。
ハイブリッドだから本則になるわけではなく、燃費基準をどれだけ上回っているかと排出ガスの性能で決まります。
燃費一覧の値を国土交通省の判定の条件に当てはめると、2代目のGP1(JC08モード26.0〜26.4km/L)、3代目のGP5・GP6、4代目のe:HEVは本則の要件を満たす計算です。
一方、1.5Lのハイブリッド RS(GP4)は燃費の値が届かず、ガソリン車はどの世代もエコカー外の計算です。
型式ごとに本則かどうかを一覧にした公式の資料は見当たらないため、上の表は当サイトの計算です。
国土交通省の「次回自動車重量税額照会サービス」に車台番号と検査を受ける予定日を入れると、次の車検で払う重量税の額がそのまま表示されるので、見積もりの重量税が表と違うときは照会した額と見比べてください。
法定費用の合計
| 重量税の区分 | 1.0t以下 | 1.0t超〜1.5t以下 |
|---|---|---|
| 本則 | 該当する型式なし | 34,750円 |
| エコカー外・13年未満 | 36,150円 | 44,350円 |
| 13年経過 | 42,550円 | 53,950円 |
| 18年経過 | 44,950円 | 57,550円 |
※重量税+自賠責保険料(24か月17,650円)+印紙代2,100円(指定工場で窓口申請の場合。OSS申請なら1,850円)。自賠責保険料は次回の改定で18,560円に上がる(保険期間の始まりが改定日以降の契約から)。
検査手数料(印紙代)は改定でどの受け方でも上がり、指定工場に頼む場合は1,800円から2,100円(OSS申請では1,600円から1,850円)になりました。
重量税も、少し前までの制度では本則になる条件が今より低く、3代目の1.3LのCVT車(GK3)やハイブリッドRS(GP4)のCVT車も本則の扱いでした。
前回の車検の明細より法定費用が高くなっていることがあるのは、この2つのためです。

ユーザー車検なら印紙代は2,500円(クロスターは2,600円)
自分で運輸支局に持ち込むユーザー車検の検査手数料は、5ナンバーの小型車なら2,500円、全幅が1.7mを超える3ナンバーのクロスターは2,600円です。
重量税が本則のハイブリッドなら、法定費用は35,150円(クロスターは35,250円)になります。
年数・回数別|初回から13年目までの車検費用
作業実績を、掲載された年と年式の差(おおよその車齢)で分けると、初回の車検にあたる3年以内の車は6万円台、4回目・5回目にあたる8〜12年は9万円台前半で、13年以上の車は10万円を超えています。
| 車齢の目安 | 車検の回数の目安 | 件数 | 総額の中央値 | 中ほど半分の範囲 |
|---|---|---|---|---|
| 3年以内 | 1回目(初回) | 25件 | 67,000円 | 55,700〜83,060円 |
| 4〜5年 | 2回目 | 48件 | 72,420円 | 63,400〜85,000円 |
| 6〜7年 | 3回目 | 57件 | 83,350円 | 68,620〜101,616円 |
| 8〜9年 | 4回目 | 87件 | 91,870円 | 75,400〜108,000円 |
| 10〜12年 | 5回目 | 149件 | 91,242円 | 74,661〜107,247円 |
| 13年以上 | 6回目以降 | 236件 | 109,070円 | 88,376〜124,000円 |
※車齢は「掲載年−年式」で数えた目安で、実際の登録月によって1年ほどずれることがある。
年式で世代を分けた目安では、2代目(212件)の中央値が108,380円、3代目(315件)は90,000円、4代目(60件)は72,270円でした(初代は15件)。
走行距離では、5万km未満の車が85,940円、14万km以上の車は105,662円で、距離が長いほど総額も高くなっています。
13年を過ぎた2代目は、ガソリン車とハイブリッドで差が出る
2代目の年式(2008〜2012年)の実績を楽天Carの車種ページ別に見ると、「フィット」の192件は中央値109,915円、「フィット ハイブリッド」の20件は82,446円でした。
「フィット」の192件のうち178件は車齢13年以上です。2代目のガソリン車は13年を過ぎると重量税が34,200円に上がる一方、GP1は本則の15,000円のままの計算なので、重量税だけで19,200円違います。
実例の差には整備の内容の違いも含まれますが、重量税の差も一因とみられます。
1回目・2回目(3年目・5年目)|e:HEVも重量税は本則の15,000円
いま初回の車検を迎えるのは4代目です。e:HEVは燃費基準の達成率が高いものの、初回の車検で重量税が免税になる条件(新しい燃費基準の125%以上など)には届かないため、本則の15,000円になる計算です。
4代目のガソリン車はエコカー外の24,600円です。
保証が残るうちに販売店で見てもらう
ホンダの一般保証は「新車登録日から3年間、または3年以内でも走行距離6万キロ」、エンジンや動力伝達の部品などの特別保証は「5年間、または5年以内でも走行距離10万キロ」で終わります。
初回と2回目の車検はこの期限と重なるので、気になる不具合があれば車検の前に販売店で見てもらうと、保証で直せることがあります。
3回目〜5回目(7〜11年目)|足回りのゴム部品の交換が増える
ボールジョイントやタイロッドエンドの「ブーツ」が説明文に出てくる割合は、車齢5年以内の車では1%でしたが、6〜12年の車では16%に増えます。
ブレーキフルードは、ホンダが交換の目安を「初回は3年、2回目以降は2年ごと」としているので、車検のたびに見積もりに入ることが多い項目です。
6回目(13年目)以降|3代目のガソリン車も重課の時期に
3代目は発売から13年がたち、最初期に登録された車から13年経過の重課が始まっています。
GK3〜GK6はエコカー外なので、13年を過ぎると重量税が24,600円から34,200円に(1.0t以下のGK3は16,400円から22,800円に)上がります。
GP5・GP6は本則の計算なので15,000円のままです。初代はすべて18年を過ぎていて、1.0t超なら重量税は37,800円です。
13年以上の車では、スタビライザーリンク(13%)やブレーキパッド(10%)、ヘッドライトの手入れや光軸調整(17%)が説明文に出てくる割合も高くなっていました。
実例で見るフィットの車検|総額と整備の内容
フィットの作業実績から、総額の安いものから高いものまで5件を選んで、整備の内容をまとめました。
同じフィットでも、交換する部品によって総額が大きく変わることが分かります。
| 総額 | 世代 | 走行距離 | 地域 | 主な整備の内容 |
|---|---|---|---|---|
| 55,090円 | 4代目(2021年式・ハイブリッド) | 5万5千〜6万km | 兵庫県 | 見積もりの段階で、整備を必要最低限にとどめるコースを選んで受けた |
| 72,494円 | 3代目ハイブリッド(2015年式) | 8万〜8万5千km | 大阪府 | ブレーキフルードの交換、右のスタビライザーリンクロッドの交換 |
| 97,340円 | 3代目(2017年式) | 3万5千〜4万km | 愛知県 | ロアボールジョイントブーツとスタビライザーリンクロッドの交換など |
| 168,410円 | 2代目(2008年式) | 10万〜10万5千km | 東京都 | ヘッドライトの光軸調整ができず、分解すると光軸を調整する部品(レベライザー)が錆びて固着していたため、新しい部品に交換して車検を通した |
| 183,405円 | 2代目(GE6) | 約12万2千km | 愛知県 | オイル漏れの清掃と漏れ止めの処置、右ドアミラー(中古品)、フロントブレーキパッド、右のスタビライザーリンクロッド、リアワイパーブレードの交換など |
※楽天Car車検の作業実績(店が掲載した内容)を要約。総額は基本料・法定費用・追加の整備を含む。世代は年式と店の記載から判断。楽天Car車検の「フィット ハイブリッド」の実績には、4代目のe:HEVも含まれる。
実例から分かること
安く済んだ車は、整備を必要最低限にとどめたコースで受けた例でした。
15万円を超えた2代目の2件では、光軸を調整する部品(レベライザー)の固着や、オイル漏れの処置とドアミラーの交換など、年数による修理が加わっています。
世代別|フィットの車検で確かめておきたいこと

初代(GD)|タカタ製エアバッグの改修を確かめる
初代は、運転席と助手席のエアバッグのインフレーター(膨張装置)がタカタ製エアバッグのリコールの対象で、ホンダは展開時に「インフレーター内圧が異常上昇」するおそれがあるなどとして交換を進めてきました。
以前のリコールで、乾燥剤の入っていないタカタ製の新品インフレーターに交換した車も、助手席側をもう一度交換する対象になっています(届出番号4527)。
国土交通省は、異常破裂の危険性が高いタカタ製エアバッグの未改修車を車検で通さない措置をとっていて、初代の型式(GD1〜GD4)も対象の一覧に入っています。
フィットの型式ではこの措置がすべて始まっていて、未改修のままでは車検に通りません。中古で買った初代は、ホンダのリコール検索に車台番号を入れて、改修済みかどうかを確かめてください。
初代の一部の車のCVTには、金属ベルトを構成する部品の加工が不適切で、ベルトが切れて走れなくなるおそれがあるとしたリコールもありました。
2代目(GE・GP1・GP4)|13年経過とタカタ製エアバッグ
2代目はすべて13年を過ぎ、早い時期に登録された車は18年経過に入っています。
2代目もタカタ製エアバッグのリコールの対象で、ガソリン車(GE6〜GE9)もハイブリッド(GP1・GP4)も、生産期間のすべてが対象範囲に入っています。
運転席側(届出番号3605・3758)と助手席側(3568・3582・3826・3889・3972・4178)の両方で、作られた時期ごとに届出が分かれています。
これらの型式も車検で通さない措置の対象の一覧に入っていて、未改修のままでは車検に通りません。中古車は初代と同じように、車台番号で改修済みかどうかを確かめてください。
GP1は、エンジンの加速をモーターで助けるIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)方式のハイブリッドで、駆動用の電池と制御装置をまとめたIPUを荷室の下に積んでいます。
3代目(GK・GP5・GP6)|i-DCDはリコールと保証延長を確かめる
3代目のハイブリッドが積むi-DCDは、7速のデュアルクラッチトランスミッションにモーターを組み合わせた方式です。
発売直後から変速機の制御などに関するリコールが続き、発売から1年あまりのあいだに届け出られたおもなものは次のとおりです。
| 届出番号 | 対象 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 3254 | GP5の一部 | 停車時に変速機のギヤがかみ合わず、発進できなくなるおそれ(制御プログラムの書き換え) |
| 3278 | GP5の一部 | エンスト、起動しない、発進や後退ができなくなるおそれ(ECUなどのプログラム修正) |
| 3312 | GP5・GP6の一部 | 1速ギヤがかみ合わず、発進不良や坂道でのずり下がりのおそれ(記録があれば変速機を交換) |
| 3391 | GP5・GP6の一部 | モーターから過大な駆動力が出て、急発進するおそれ(ECUのプログラム書き換え) |
| 3457 | GP5・GP6・GK3・GK4の一部 | 点火コイルの断線や電源回路のノイズで、エンジンが止まるおそれ(GK3・GK4は点火コイルだけが対象) |
※ホンダ「リコール・改善対策一覧」をもとに作成。対象は製作期間と車台番号の範囲で決まる。改善を実施した車には、運転席側のドアの開口部(ドアストライカー付近)に届出番号のステッカーが貼られる。
タカタ製エアバッグと違い、これらのリコールは未実施というだけでは車検に通らなくなりません。
ただ、不具合が出て保安基準に合わなくなっていれば、その項目で不合格になります。発進できなくなるおそれなど走行にかかわる内容なので、中古で買った車は車台番号で検索し、未実施があれば車検の前にホンダの販売店で受けてください(修理は無料)。
i-DCDのクラッチは保証を9年に延長
ホンダは、i-DCDのデュアルドライクラッチ(DDC)で、長時間の高速走行を繰り返すとクラッチが滑り、トランスミッション高温の警告が出ることがあるとして、この事象の保証期間を「初度登録日から5年または10万km以内」から「初度登録日から9年」に延長しています。
対象は、2013年8月〜2017年11月に作られたGP5と、2014年1月〜2017年8月に作られたGP6の多くの車です。
延長後の保証も初度登録から9年で終わるので、対象の車の多くはすでに期限が切れています。
初度登録から9年に満たない車で警告が出たことがあれば、4回目の車検(9年目)より前に販売店に相談してください。
ガソリン車のGK3の「13G」(2013年8月〜2015年8月に作られた車)にも、アイドリングストップ用の電源の部品が損傷して発煙し、最悪の場合は火災に至るおそれがあるとしたリコールがあります。
同じ13Gには、バッテリーが劣化していると大きなハンドル操作で電動パワーステアリングのアシストが止まり、急にハンドルが重くなるおそれがあるとしたリコールも出ています。
また、後期の2017〜2019年に作られたGK3〜GK6・GP5・GP6の一部には、低圧燃料ポンプの部品が変形して作動不良になり、最悪の場合は走行中にエンストするおそれがあるとしたリコールが出ています。
このリコールで燃料ポンプを交換した車の一部(フィットは362台)は、作業の不備でポンプの固定部からガソリンが漏れるおそれがあるとして、部品を付け直すリコールの対象にもなっています。
4代目(GR・GS)|OBD検査の一覧には載っていない
自動車技術総合機構が公表しているOBD検査の対象の型式一覧に、4代目の型式(GR1〜GR8、GS4〜GS7)は載っていません。
OBD検査の対象車だけに料金を上乗せしている店なら、4代目のフィットに上乗せはかかりません。
ただ、対象かどうかにかかわらず「OBD検査料」を車検の基本の料金に含めている店もあるので、見積もりの内訳で確かめてください。
4代目の初期の車の一部には、Honda SENSINGのカメラの起動処理について、また3代目のハイブリッドと4代目のe:HEVの一部には電動サーボブレーキの部品について改善対策が出ています。
これらも車台番号で確かめておくと、車検のときにまとめて相談できます。
ハイブリッド車の車検で知っておきたいこと
整備モードへの切り替えは店が行う
検査場の決まり(自動車技術総合機構の審査事務規程 第4章 4-1(2)⑤)では、受検者は検査機器の表示や検査担当者の指示に従ってエンジンの始動と停止を行うこととされ、ハイブリッド車ではそれに「整備モードへの移行等によるアイドリング状態の維持」が含まれます。
3代目のハイブリッドの取扱説明書には、この切り替えの手順は載っておらず、4代目のe:HEVのWeb版の取扱説明書でも見当たりませんでした。
高電圧システムについては「点検・修理は、必ず Honda 販売店にご相談ください」と書かれています。店に車検を頼めば整備士が行うので、持ち主がすることはありません。
12Vバッテリーはエンジンルームにある
システムを起動するための12Vバッテリーは、3代目のハイブリッドも4代目のe:HEVも、ボンネットを開けたエンジンルームにあります(取扱説明書のジャンプスタートの手順)。
後席の下にあるアクアなどと違い、ガソリン車と同じ場所で点検や交換ができます。
車検の点検で弱っていると言われたら、交換するかどうかを見積もりの段階で決めておくと、あとで上がって動かなくなる心配が減ります。
12Vバッテリーが上がったときは、取扱説明書の手順どおりに救援車とブースターケーブルでつなぎます(マイナス側は自車のエンジンのスタッドボルトにつなぐ)。
高電圧バッテリーは冷却と長い放置に気をつける
3代目のハイブリッドの取扱説明書には、高電圧バッテリーの冷却風の取り入れ口がふさがれると温度が上がり、出力が制限されて警告灯が点くことがあると書かれています。荷物で取り入れ口をふさがないようにしてください。
4代目のe:HEVの取扱説明書では、長く走らないと高電圧バッテリーの容量が下がるとして、少なくとも3か月に一度、30分以上走るよう案内されています。
今回集計した作業実績の説明文に、駆動用の電池(IPU)の交換が書かれた例はありませんでした。
駆動用の電池は車検で決まって交換する部品ではなく、パワーシステムの警告灯などが点いたときに販売店で点検を受けるものです。
高電圧の部品には触れない
オレンジ色の高電圧の配線や部品には触れないでください。取扱説明書では、分解や配線の取り外しで感電するおそれがあるとしています。
ユーザー車検で自分で点検する場合も、高電圧の部分には手を出さず、販売店や整備工場に任せてください。
見積もりが高くなるケースと確かめること
作業実績の説明文から、交換した部品や整備の名前を数えると、多かった順に次のようになりました(楽天Carの一覧に表示される冒頭の部分で数えたため、実際に交換した車の割合とは違うことがあります)。
| 整備の内容 | 説明文に出てくる割合 |
|---|---|
| ブレーキフルード(ブレーキオイル) | 37% |
| エンジンオイル・オイルエレメント | 31% |
| ボールジョイントやタイロッドエンドなどのブーツ | 15% |
| ヘッドライト(光軸調整・レンズの手入れなど) | 13% |
| 冷却水(LLC) | 12% |
| タイヤ(交換・ローテーションなど) | 12% |
| ワイパー(ゴム・ブレード) | 11% |
| エアクリーナー | 8% |
| エアコンフィルター | 8% |
| スタビライザーリンク | 7% |
総額が15万円以上になった車は全体の5%(31件)でした。
説明文を見ると、ブレーキパッドやタイヤ、バッテリーの交換が重なった例や、ドアミラー、エアコンのコンプレッサー、オイル漏れの修理など、車検の点検のほかに修理が加わった例が目立ちます。
10万円以上の車と10万円未満の車を比べると、スタビライザーリンク(11%と4%)やブレーキパッド(8%と4%)が説明文に出てくる割合に差がありました。
見積もりを比べるときは、総額から法定費用と基本料を引いた「整備費用」の部分だけを並べてみてください。
どの項目で差がついているかが見えやすくなります。
見積もりで確かめる項目
- 重量税の区分と額:1.0t以下か、本則になる型式か、13年を過ぎているかで額が変わる。照会サービスの額と比べる。
- 車検に通すために必要な整備か:保安基準に合わないために交換が必要なものと、予防のための整備を分けて説明してもらう。
- 部品代と工賃が分けて書かれているか:足回りのブーツやブレーキパッドは店によって工賃が違う。高いと感じた項目は別の店の見積もりと比べる。
依頼先別|どこで受けるといくら?
車検基本料は、店の種類やチェーンによって大きく違います。
楽天Car車検に掲載されている全国5,857店の、〜1.5tの車の基本料(ネット予約の割引後で、いちばん安いコース)をチェーンごとに集計すると、次のようになりました。
| 依頼先(楽天Car車検の掲載店) | 店舗数 | 基本料の中央値 |
|---|---|---|
| コスモ石油系の店 | 141店 | 13,200円 |
| ENEOSのサービスステーション(Dr.Driveなど) | 1,538店 | 15,600円 |
| 車検の速太郎 | 131店 | 16,500円 |
| 車検のコバック | 277店 | 19,000円 |
| ホリデー車検 | 39店 | 19,580円 |
| アップル車検 | 63店 | 20,900円 |
| オートバックス | 230店 | 22,000円 |
| トヨタ系の販売店 | 73店 | 39,900円 |
| 掲載店全体 | 5,857店 | 17,850円 |
※楽天Car車検に掲載されている全国の店の、〜1.5t(中型乗用車)の車の最も安いコースの基本料を集計。整備費用は含まない。ホンダの販売店はチェーン別の集計に入っていないため、メーカー系の販売店の参考としてトヨタ系の販売店(掲載されている販売会社10社・73店)を載せた。車両重量1.0t以下の区分(〜1.0t)は、掲載店全体の中央値が17,500円。
基本料が掲載店全体の中央値より安かったのは、コスモ石油系の店、ENEOSのサービスステーション、車検の速太郎で、車検のコバック、ホリデー車検、アップル車検、オートバックスは全体より高くなっていました。
ただ、基本料に含まれる点検の内容や、代車・整備保証の有無は店によって違います。安さだけでなく、何が含まれているかも見積もりで確かめてください。
ホンダの販売店の料金の例
ホンダの販売店の公開料金の例では、Honda Cars 名東が「小型車(フィット、フリードなど)」の車検基本コースについて、車検整備料金・保安確認検査料・OBD検査料・車検代行手数料などを合わせた点検整備料金を54,030円、法定費用を足した合計を99,040円からとしています。
販売店はリコールの確認や保証修理を一度に済ませやすい一方、基本料は車検専門店やガソリンスタンドより高めです。
ハイブリッド車はディーラー以外でも受けられる
フィットのハイブリッドの車検は、ホンダの販売店でなくても、ハイブリッド車に対応している車検専門店や整備工場、ガソリンスタンドで受けられます。
一方で、i-DCDの警告表示が出ている車や、リコールが未実施の車、保証期間中の不具合がある車は、先にホンダの販売店に相談すると、無料で直せるかどうかが分かります。
\依頼先を決めたら、近くの店の料金を確認/


都道府県別|フィットの車検費用の目安
車検の基本料は地域によって差があります。
当サイトで楽天Car車検の全国5,857店の料金表を集計し、フィットが入る中型乗用車(〜1.5t)の区分で、各店のいちばん安いコースの基本料(ネット予約の割引後)を都道府県ごとに平均しました。
| 都道府県 | 掲載店 | 基本料の平均 |
|---|---|---|
| 北海道 | 275店 | 19,346円 |
| 青森県 | 67店 | 18,377円 |
| 岩手県 | 73店 | 22,990円 |
| 宮城県 | 175店 | 16,176円 |
| 秋田県 | 72店 | 27,091円 |
| 山形県 | 60店 | 21,190円 |
| 福島県 | 80店 | 26,577円 |
| 茨城県 | 172店 | 24,093円 |
| 栃木県 | 120店 | 19,091円 |
| 群馬県 | 93店 | 19,583円 |
| 埼玉県 | 380店 | 23,167円 |
| 千葉県 | 257店 | 18,539円 |
| 東京都 | 374店 | 28,375円 |
| 神奈川県 | 289店 | 22,173円 |
| 新潟県 | 92店 | 28,411円 |
| 富山県 | 60店 | 15,324円 |
| 石川県 | 70店 | 15,573円 |
| 福井県 | 52店 | 21,602円 |
| 山梨県 | 75店 | 22,258円 |
| 長野県 | 91店 | 25,937円 |
| 岐阜県 | 113店 | 21,859円 |
| 静岡県 | 213店 | 21,628円 |
| 愛知県 | 430店 | 21,891円 |
| 三重県 | 82店 | 18,351円 |
| 滋賀県 | 64店 | 16,804円 |
| 京都府 | 125店 | 16,487円 |
| 大阪府 | 331店 | 16,445円 |
| 兵庫県 | 203店 | 18,885円 |
| 奈良県 | 66店 | 21,139円 |
| 和歌山県 | 42店 | 22,186円 |
| 鳥取県 | 40店 | 18,154円 |
| 島根県 | 47店 | 23,716円 |
| 岡山県 | 126店 | 17,049円 |
| 広島県 | 173店 | 17,092円 |
| 山口県 | 89店 | 19,429円 |
| 徳島県 | 50店 | 24,046円 |
| 香川県 | 42店 | 18,328円 |
| 愛媛県 | 56店 | 18,409円 |
| 高知県 | 17店 | 21,592円 |
| 福岡県 | 235店 | 14,400円 |
| 佐賀県 | 36店 | 16,008円 |
| 長崎県 | 59店 | 20,737円 |
| 熊本県 | 80店 | 19,154円 |
| 大分県 | 58店 | 17,963円 |
| 宮崎県 | 42店 | 22,354円 |
| 鹿児島県 | 67店 | 19,561円 |
| 沖縄県 | 44店 | 28,768円 |
※楽天Car車検の掲載店の料金表を集計(整備費用は含まない)。法定費用は上の早見表の額を足す。都道府県名にリンクがあるところは、その地域の車検が安い店を紹介した記事。車両重量1.0t以下のグレード(初代・2代目・3代目前期の一部)は、〜1.0tの区分の料金になる店もある。
基本料の平均が安いのは福岡県(14,400円)、富山県(15,324円)、石川県(15,573円)、高いのは沖縄県(28,768円)、新潟県(28,411円)、東京都(28,375円)でした。
同じ県の中でも店によって1万円以上違うことがあるので、近くの店の料金を並べて比べるのが確実です。
地方別|フィットの実例の総額
楽天Car車検のフィットの作業実績を、店の所在地で地方ごとに分けると、総額の中央値は次のとおりです(10件以上ある地方だけ)。
| 地方 | 件数 | 総額の中央値 |
|---|---|---|
| 北海道・東北 | 42件 | 95,500円 |
| 関東(山梨を含む) | 163件 | 100,000円 |
| 北陸・信越 | 30件 | 95,850円 |
| 東海 | 161件 | 93,100円 |
| 近畿 | 89件 | 97,860円 |
| 中国 | 54件 | 83,302円 |
| 四国 | 19件 | 92,850円 |
| 九州・沖縄 | 44件 | 83,068円 |
※実例の多くは東海と関東の店のもの。
フィットの車検は楽天Car車検がおすすめ|5つの理由
同じ地域の店どうしでも、基本料の差は小さくありません。
フィットの車検は、近くの2〜3店の見積もりを並べると、どこで差が出ているかが見えてきます。
フィットの車検をどこに頼むか迷ったら、まず楽天Car車検で近くの店を比べると決めやすくなります。
楽天Car車検は「掲載店舗数No.1」をうたう車検の予約サイトで、郵便番号を入れるだけで近くの店の料金、口コミ、作業実績をまとめて見られます。
当サイトで掲載店5,857店の料金表を集計した結果とあわせて、おすすめの理由を紹介します。

1. 近くの店の料金を並べて比べられる
車検の基本料は、同じ地域でも店によって1万円以上違うことがあります。
楽天Car車検では、郵便番号や現在地から近くの店を探し、コースごとの参考価格を並べて比べられます。
車種ページではフィットが入る中型乗用車(〜1.5t)の全国平均と都道府県別の平均も見られます。
2. ネット予約の割引がある店が多い
楽天Car車検の料金表では、掲載店の約6割(61.1%)が参考価格にネット予約などの割引を入れていて、割引額の中央値は8,000円でした。
店の窓口で申し込むより、楽天Car車検から予約したほうが安くなる店があります。
3. フィットの作業実績と口コミで店を選べる
楽天Car車検には、店が実際に車検をした車の総額と作業内容が「作業実績」として載っていて、集計した時点で、フィットだけでも602件ありました。
店ごとの口コミも読めるので、料金だけでなく説明の丁寧さや仕上がりも比べて選べます。
4. 代車・土日・1日車検などの条件で絞り込める
| 掲載店の表示 | 表示がある店の割合 |
|---|---|
| 代車あり | 93.6% |
| 土日祝OK | 78.6% |
| 1日車検 | 61.4% |
| クレジットカードOK | 97.8% |
| 整備保証 | 92.7% |
| ハイブリッド車OK | 98.5% |
※楽天Car車検の掲載5,857店の店舗情報のサービス表示を集計。
ハイブリッド車に対応している店は掲載店の98.5%で、フィットのハイブリッドもほとんどの店で受けられます。
仕事や家の用事で車を長く預けられない場合は、1日車検や代車ありの店に絞ると探しやすくなります。
5. 車検を受けると楽天ポイントがもらえる
楽天Car車検で予約して車検を受けると、楽天ポイントが500ポイントもらえます。
時期によってはキャンペーンの条件を満たすと上乗せがあり、楽天Car車検の案内では合計で最大3,100ポイントとなっています(条件は楽天Car車検のページで確かめてください)。
楽天Car車検で予約する流れ
郵便番号から近くの店を探し、予約フォームから申し込みます(楽天Car車検によると約1分)。
予約した日時に来店し、見積もりの内容を確かめます。
見積もりに納得したら車検を依頼します。車検を受けるとポイントがもらえます。
見積もりは無料なので、2〜3店で見積もりを取って比べてから決めても費用はかかりません。
フィットの車検は楽天Car車検で比べてから決める
5つの理由をまとめると、次のとおりです。
- 1近くの店の料金を並べて比べられる
- 2ネット予約の割引がある店が約6割(割引額の中央値8,000円)
- 3フィットの作業実績と口コミで店を選べる
- 4代車・土日・1日車検などの条件で絞り込める
- 5車検を受けると楽天ポイントがもらえる
\見積もりだけなら費用はかからない/
フィットの車検費用を安くする5つの方法
- 重量税の額を照会しておく:本則になる型式や1.0t以下の車なのに、高い税額で見積もられていないか確かめる。
- 2〜3店の見積もりを比べる:基本料と整備費用は店ごとに違う。楽天Car車検なら近くの店の参考価格を並べて比べられる。
- 早めに予約する:満了日の2か月前から受けても、次の満了日は変わらない。早期予約の割引を出している店もある。
- 予防のための整備は時期を分ける:すぐに交換しなくてよい部品は、次の点検に回すと1回の支払いを抑えられる。
- 任意保険も一緒に見直す:車検の時期に自動車保険の保険料も複数社で比べておくと、年間の維持費をまとめて下げられることがある。
ユーザー車検にする場合
ユーザー車検にすれば基本料はかかりませんが、平日に運輸支局へ行き、点検整備も自分で手配することになります。
ハイブリッド車は、検査の指示に合わせてエンジンのアイドリングを保つ必要があり、その切り替え方は取扱説明書では見当たりません。
事前に販売店や整備工場で確かめられないなら、基本料の安い店を探すほうが手間とリスクを抑えられます。
フィットの車検に関するよくある質問
- フィットの車検は何年ごとですか?
-
自家用の乗用車なので、新車から最初の車検までが3年、そのあとは2年ごとです。13年を過ぎても間隔は変わりません。
満了日の2か月前から受けても、次の満了日は元の満了日から数えます。
- 13年目のフィットは重量税が上がりますか?
-
ガソリン車とハイブリッドRS(GP4)は、1.0t超なら24,600円から34,200円に上がります(1.0t以下は16,400円から22,800円)。
GP1・GP5・GP6・4代目のe:HEVは、燃費の値を国の判定の条件に当てはめると本則の15,000円のままの計算です。
実際の額は、国土交通省の次回自動車重量税額照会サービスに車台番号を入れると確かめられます。
- フィット ハイブリッドの車検に「車検モード」は必要ですか?
-
検査の指示に合わせてエンジンのアイドリングを保つために、整備モードなどへの切り替えが必要です。店に頼めば整備士が行います。
ホンダの取扱説明書では手順が見当たらないので、ユーザー車検で受ける場合は、事前に販売店や整備工場に確かめてください。
- 4代目のe:HEVは、初回の車検で重量税が免税になりますか?
-
燃費の値から計算すると、初回の車検で免税になる条件には届かず、本則の15,000円になります。新車登録のときに重量税が免税だった車でも同じです。
照会サービスに車台番号を入れると、初回の車検で払う額を前もって確かめられます。
- 見積もりが15万円でした。高いですか?
-
楽天Car車検の作業実績で15万円以上だった車は20台に1台ほどで、高いほうに入ります。
ブレーキパッドやタイヤ、バッテリーの交換が重なったり、ドアミラーやエアコンの修理が加わったりすると届く金額です。車検に必要な整備と予防の整備を分けて説明してもらい、別の店の見積もりとも比べてください。
- ヘッドライトが黄ばんでいても車検に通りますか?
-
ヘッドライトの検査は、すれ違い用(ロービーム)の明るさと向きを専用の機器で測る方法に全国で移り、フィットはどの世代も対象です。
レンズの黄ばみやくもりで明るさが足りないと通りません。国土交通省などの案内でも、レンズ面の清掃・磨き・交換が整備の例に挙げられています。
- リコールが未実施だと車検に通りませんか?
-
初代・2代目のタカタ製エアバッグの未改修車を除き、リコールが未実施というだけでは車検に通らなくなりません。
不具合が出て保安基準に合わなくなっていれば、その項目で不合格になります。
i-DCDのリコールのように走行にかかわる内容もあるので、ホンダのリコール検索に車台番号を入れて、未実施があれば販売店で受けてください。
- 車検シールはどこに貼りますか?
-
フロントガラスの内側で、運転席側の上部、車の中心からできるだけ離れた位置に貼ります(車内から見て右上)。
以前のようにルームミラーの裏には貼らなくなったので注意してください。
車検をやめて車を売るほうが得なこともある|古い車・修理が重なる車
車検の見積もりで、タイヤやブレーキ、足回りなどの交換がいくつも重なると、法定費用と基本料に整備費用が上乗せされて総額が大きくふくらみます。
年式が古い車や走行距離の多い車は、車検のあとも部品の交換が続きやすく、車検を通して乗り続けるより、手放したほうが出費を抑えられる場合があります。
次のような車は、車検を予約する前に「今いくらで売れるか」も確かめておくと判断しやすくなります。
- 初度登録から13年を超えて、重量税が上がった車(18年を超えるとさらに上がります)
- 年式が古い、または走行距離が多く、下取りでは値段がつかないと言われた車
- 事故や故障で動かない車、大きな修理が必要と言われた車
- 乗る機会が減って、車検代と税金を払い続けるか迷っている車
車検を通してから売っても、かけた車検費用の分だけ買取額が上がるとは限りません。
また、普通車は抹消登録をすると、翌月から年度末までの自動車税が月割りで戻ります(軽自動車には還付の制度がありません)。
年式が古い車や走行距離の多い車、動かない車の売り先には、廃車買取専門のカーネクストがあります。
どんな車も0円以上で買い取るとしていて、引取は全国どこでも無料(一部の離島を除く)、レッカー代や解体費用、廃車手続きの代行費用もかかりません。
普通車の自動車税の還付手続きも無料で代行し、還付金は買取額とは別に受け取れます。

※査定の依頼は無料です。売ると決めて申し込んだあとに取り消すと、一律30,000円の手数料がかかると利用規約に書かれているので、金額に納得してから申し込んでください。電話でも査定を受け付けています(8:00〜22:00、年中無休)。
まとめ|型式と年数から重量税を確かめて見積もりを比べる
フィットの車検費用は、型式で決まる重量区分と、本則になる型式かどうか、13年を過ぎているかで法定費用が変わり、そこに店の基本料と整備費用が加わります。
見積もりの重量税を照会サービスの額と比べ、世代ごとのリコールも確かめてから、2〜3店の見積もりを並べると判断しやすくなります。
- 13年以上の車は総額の中央値が109,070円で、初回(67,000円)より4万円ほど高い
- ほとんどの型式は1.0t超〜1.5t以下。1.0t以下は初代・2代目・3代目前期の一部のグレードだけ
- 重量税が本則になる計算なのはGP1・GP5・GP6・e:HEV。ガソリン車とGP4は13年・18年で重課される
- 3代目のハイブリッドはi-DCDのリコールと保証延長、初代と2代目はタカタ製エアバッグの改修を車台番号で確かめる
- 4代目はOBD検査の対象の一覧に載っていない。ハイブリッドも12Vバッテリーはエンジンルームにある
- 近くの店の料金とフィットの実例は、楽天Car車検のフィットのページで比べられる
フィットの車検費用を今すぐ調べる
- 1郵便番号を入れるだけで、近くの店の料金と口コミが一覧になる
- 2ネット予約の割引がある店なら、窓口で申し込むより安くなることがある
- 3見積もりは無料なので、2〜3店を比べてから決められる
\フィットの車検、まずは近くの店の料金から/
見積もりは無料です(楽天Car車検)
住んでいる地域の具体的な店と価格は、地域別の車検記事で比べられます。
地域別|車検が安いおすすめ店
- 東京の車検が安いおすすめ店(23区・多摩)
- 大阪の車検が安いおすすめ店(市内・北摂・堺)
- 名古屋の車検が安いおすすめ店(名古屋市内の10店)
- 横浜の車検が安いおすすめ店(横浜市内の10店)
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- Honda フィット 主要諸元(2013年9月〜2017年5月)
- Honda フィット 主要諸元(2007年10月〜2010年9月)
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