N-BOXの車検費用はいくら?実例1,690件の相場と重量税|何年目・ディーラーの料金

N-BOXの車検費用はいくら?実例1,690件の相場と重量税|何年目・ディーラーの料金
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N-BOXの車検費用は、追加の整備が少なければ4万〜5万円台、足回りの部品やバッテリーの交換が重なると10万円を超えます。

全国の車検店が掲載しているN-BOXの作業実績1,690件では、総額の中央値が71,430円で、半分の車が57,270円から89,934円のあいだに入りました。

金額に差が出るのは、どの世代か、登録から何年たっているか、そしてどこに頼むかです。

軽自動車の重量税は重さに関係なく決まり、N-BOXは計算上どの型式も6,600円(13年を過ぎると8,200円)なので、差の多くは基本料と整備費用から生まれます。

年数がたつと、スタビライザーリンクやドライブシャフトのブーツなど、足回りの部品の交換が増えます。

この記事では、作業実績を世代と回数で分けた相場、型式ごとの法定費用、スライドドアやバッテリー、OBD検査などN-BOXの車検で確かめたい点、Honda Carsを含む依頼先ごとの料金を、Hondaと国土交通省、自動車技術総合機構の公表内容をもとにまとめました。

この記事の結論

  • N-BOXの車検の総額は、実例1,690件の中央値で71,430円です。回数別では初回が5万円台、6回目以降は8万円台で、年数とともに上がります。
  • 国の燃費一覧で計算すると、初代から3代目まで、どの型式も重量税はエコカー外です。法定費用は26,240円で、13年経過の税額になった初代は27,840円です(指定工場の場合)。
  • 初代は13年経過の税額の車が出始めていて、足回りのブーツやスタビライザーリンクの交換も増えます。3代目はOBD検査の対象です。
  • 軽自動車の基本料の中央値は掲載店全体で16,500円でした。コスモ石油系とENEOSはこれより安く、ホンダの販売店(Honda Cars)は41,250円です。
N-BOXの車検

N-BOXの車検費用全国の車検店の作業実績1,690件と料金表から

総額の中央値71,430円
基本料の中央値16,500円
法定費用26,240円〜

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目次

【結論】N-BOXの車検費用の相場は総額7万円前後が中心

全国の車検店は、実際に車検をした車の総額(基本料・法定費用・追加の整備を含む)を作業実績として公開しています。

N-BOXの1,690件を集計すると、次のようになりました。

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総額
中央値71,430円
安いほうから4分の157,270円以下
高いほうから4分の189,934円以上
6万円未満だった車29%
8万円未満だった車62%
10万円以上だった車17%
15万円以上だった車2%

※作業実績は、車検の予約サイト「楽天Car車検」に掲載されている「N BOX(ホンダ)」の車検費用実績を集計(集計した時点で1,690件)。説明文にN-BOXカスタムと書かれた実例も含み、N-BOX+とN-BOX SLASHは別のページのため含まない(店がN-BOXのページに載せたSLASHと+の実例が3件ある)。掲載店はガソリンスタンド・車検専門店・整備工場などで、今回の実績にホンダの販売店(Honda Cars)の店名は4件しかなく、ディーラーでの車検はほとんど入っていない。一部に車検以外の作業の掲載も含まれるが、総額が法定費用の最低額(25,990円)より低い15件を除いても中央値は71,750円で、ほとんど変わらない。

N-BOXの車検費用 実例1,690件:総額の中央値71,430円、中ほど半分は57,270〜89,934円。回数別の中央値は1回目56,920円、2回目66,550円、3回目67,253円、4回目74,970円、5回目78,500円、6回目以降81,935円。初回は5万円台、6回目以降は8万円台
初回は5万円台で、6回目以降は8万円台が中心

ほかの軽と比べるとN-BOXはやや低め

同じ方法で集計したほかの軽自動車と比べると、N-BOXの中央値はタントやハスラーより3千〜4千円低くなっていました。

6万円未満で済んだ車の割合も、タントの25%に対してN-BOXは29%です。

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車種作業実績総額の中央値6万円未満10万円以上
N-BOX1,690件71,430円29%17%
タント1,302件75,514円25%21%
ハスラー638件74,346円26%19%
ジムニー156件66,265円40%16%

※どれも同じ予約サイトに掲載された作業実績を、同じ方法で集計(集計した時点)。車種ごとに年式や走行距離の分布が違うので、同じ条件の車どうしの差を表すものではない。

タントと比べると、N-BOXの実例は登録から年数の浅い車がやや多く、掲載年と年式の差の中央値はN-BOXが8年、タントが9年でした。

一方でハスラーの実例はN-BOXより年数の浅い車が多く、同じ年式・同じ走行距離の車どうしで比べたものでもないので、「N-BOXは車検の安い車」とまでは言えません。

費用の内訳は「法定費用+基本料+整備費用」

車検の総額は、国に納める法定費用、店に払う車検基本料(点検・検査・代行の手数料)、部品交換などの整備費用の3つを足したものです。

N-BOXの法定費用は、13年未満なら26,240円です(指定工場で受ける場合)。

店によって差が出るのは基本料と整備費用で、全国5,857店の軽自動車の基本料(ネット予約の割引後)は、中央値が16,500円でした。

そのため、追加の整備がほとんどない車なら、法定費用と基本料を足した4万3千円前後が下限の目安になります。

実例の中央値が7万円台になるのは、ブレーキフルードやエンジンオイルの交換に加えて、年数のたった車で足回りの部品の交換が加わるためとみられます。

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型式別|N-BOXの法定費用と重量税

法定費用は、自動車重量税、自賠責保険料、検査手数料(印紙代)の3つです。

軽自動車の重量税は車両重量に関係なく、燃費と排出ガスの基準を満たす型式は本則の5,000円、満たさない型式はエコカー外の6,600円になります。

まず車検証で「型式」と「初度検査年月」を確かめてください。

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世代・型式年式の目安車両重量燃費基準の達成度重量税の区分(計算)
初代(DBA-JF1・JF2。N-BOX+・SLASHを含む)2011〜2017年(SLASHは2020年まで)920〜1,080kgひとつ前の燃費基準の77〜108%(本則の条件は116%以上)エコカー外
2代目の前期(DBA-JF3・JF4)2017〜2019年890〜1,030kgひとつ前の燃費基準の98〜113%(本則の条件は116%以上)エコカー外
2代目の後期(6BA-JF3・JF4)2019〜2023年890〜1,030kg最新の燃費基準の69〜78%(本則の条件は80%以上)エコカー外
3代目(6BA-JF5・JF6、改良後の5BA-JF5・JF6。JOYを含む)2023年〜910〜1,030kg最新の燃費基準の67〜77%(本則の条件は80%以上)エコカー外

※車両重量と燃費基準の達成度は、国土交通省「自動車燃費一覧」の各年版の値(N-BOXカスタムを含む)。本則かどうかは、その値を国土交通省の判定の条件に当てはめた当サイトの計算。JC08モードの燃費しかない初代と2代目の前期は、ひとつ前の燃費基準の116%以上が本則の条件で、最も燃費のよいグレードでも113%。WLTCモードの燃費がある2代目の後期と3代目は、ひとつ前の燃費基準の達成と最新の燃費基準の80%以上が条件で、自然吸気の2WDでも77〜78%。改良後の5BA-JF5・JF6は燃費一覧にまだ載っていないが、Hondaの主要諸元表の燃費(WLTCモード21.6km/L以下)で計算しても80%に届かない。福祉車両など持ち込みで検査を受けた車は、一覧で確かめられない。

JPCARS編集長JPCARS編集長

N-BOXは計算上どの世代も6,600円なので、見積もりの重量税が5,000円になることは、今はふつうありません。

13年を過ぎた初代で8,200円になっているかを見ておくと、見積もりの確認が早く済みます。

N-BOXはどの世代も本則の条件に届かない

重量税が本則になるには、今の制度では、ひとつ前の燃費基準を達成したうえで最新の燃費基準の80%以上を満たす必要があります(WLTCモードの燃費がない古い車は、ひとつ前の燃費基準の116%以上)。

N-BOXはどの世代もこの条件に届かず、3代目の自然吸気の2WDでも最新の燃費基準の77%でした。

ターボ車や4WD車は燃費がさらに低く(3代目で67〜73%)、こちらもエコカー外です。

ホンダの販売店の料金表や車検の体験記には、N-BOXの重量税を5,000円で例示しているものもあります。

ひとつ前の制度では本則の条件が今より低く、2代目の自然吸気の車などは5,000円になる計算だったので、その時期の例とみられます。

今の条件で計算すると6,600円です。同じ軽のスーパーハイトワゴンでも、タントには本則になる計算のグレードがあり、「軽だから5,000円」とは限りません。

検査手数料(印紙代)も改定で上がり、指定工場で受ける場合は2,100円になりました。

前回の車検の明細より法定費用が高くなっていることがあるのは、重量税とこの手数料のためです。

重量税の区分ごとの法定費用

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重量税の区分重量税自賠責(24か月)印紙代(指定工場)合計
エコカー外・13年未満(すべての世代)6,600円17,540円2,100円26,240円
エコカー外・13年経過(初代の一部)8,200円17,540円2,100円27,840円
エコカー外・18年経過8,800円17,540円2,100円28,440円
(参考)本則5,000円17,540円2,100円24,640円

※国土交通省「自動車重量税の税額表」(継続検査・検査対象軽自動車・2年自家用)。18年経過の税額になるN-BOXは、今のところない。自賠責保険料(軽自動車・24か月)は次回の改定で18,660円に上がり(保険期間の始まりが改定日以降の契約から)、合計はそれぞれ1,120円高くなる。印紙代はOSS申請なら1,850円。

N-BOXの法定費用(2年分):燃費一覧で計算すると、初代・2代目・3代目のどの型式も重量税はエコカー外。13年未満(重量税6,600円)26,240円、13年経過(8,200円)27,840円、18年経過(8,800円)28,440円。初代は初度検査の年から13年たった年の11月から13年経過の税額。自賠責17,540円・印紙代2,100円を含む
軽の重量税は重さに関係なく、エコカーかどうかと年数で決まる

重量税の額は照会サービスで確かめる

軽自動車検査協会の「次回自動車重量税額照会サービス」に車台番号と検査を受ける予定日を入れると、次の車検で払う重量税の額が表示されます。

予約サイトのN-BOXの車種ページの参考価格は、重量税を6,600円として計算し、「年数とエコカー減税に関しては考慮されていません」と注記しています。

13年未満のN-BOXなら計算上この額と同じで、13年経過の税額の初代なら1,600円高くなります。

初代は13年経過の車が出始めている|軽は「年」で数える

軽自動車の重量税は、初度検査を受けた年から13年たった年の11月以降に受ける車検から、13年経過の税額になります(登録車は月単位で数えるので、数え方が違います)。

初代は最初に作られた車から順に13年経過に入っていて、初度検査が2012年までの車はすでに8,200円です。

2013年以降に初度検査を受けた初代も、その年に13を足した年の11月から順に8,200円に上がります。

18年経過の8,800円になるN-BOXはまだなく、2代目と3代目が13年経過になるのも先です。

車検の月は初度検査の月とそろうことが多いため、6回目の車検(13年目)ではまだ6,600円の車が多く、8,200円になるのは多くの場合7回目の車検からです。

初度検査が11月・12月の車は、6回目の車検から8,200円になることがあります。

ユーザー車検なら印紙代は2,500円

自分で軽自動車検査協会に持ち込むユーザー車検の検査手数料は2,500円です。

13年未満のN-BOXなら法定費用は26,640円で、基本料はかからない代わりに、点検整備を自分で手配することになります。

何年目・何回目でいくら?N-BOXの車検費用を回数別に

作業実績を、掲載された年と年式の差(おおよその車齢)で分けると、次のようになりました。

初回の車検にあたる3年以内の車は中央値が5万円台で、回数を重ねるごとに上がり、6回目以降は8万円台です。

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車検の回数の目安車齢の目安件数総額の中央値中ほど半分の範囲10万円以上の車
1回目(初回)3年以内176件56,920円47,400〜71,410円7%
2回目4〜5年257件66,550円54,140〜84,386円11%
3回目6〜7年374件67,253円57,788〜83,580円10%
4回目8〜9年355件74,970円60,000〜94,350円20%
5回目10〜12年289件78,500円62,698〜97,704円22%
6回目以降13年以上234件81,935円64,240〜110,000円33%

※車齢は「掲載年−年式」で数えた目安で、実際の登録月によって1年ほどずれることがある。年式が発売より前になっている記載の誤り5件を除いた1,685件。3年以内のうち2年以内の22件には、車検以外の作業や年式の記載違いとみられる掲載が含まれる(3年ちょうどの154件の中央値は56,350円)。

世代別|2代目は初代より1万円あまり低い

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世代(年式で分けた目安)件数総額の中央値中ほど半分の範囲6万円未満の車
初代(2017年式まで)944件77,500円60,340〜96,750円24%
2代目(2018〜2023年式)730件64,745円54,000〜81,740円37%

※年式で世代を分けた目安。2代目は2017年の途中で発売されたため、2017年式は初代と2代目が混ざる(説明文に型式が書かれた2017年式の37件では、初代22件・2代目15件)。説明文に型式が書かれた273件だけで数えても、初代(JF1・JF2)145件の中央値は77,150円、2代目(JF3・JF4)128件は65,375円で、年式で分けた目安とほぼ同じ。2024年式以降の11件は3代目の初回の車検の時期より前の掲載で、車検以外の作業や年式の記載違いとみられるため、世代の相場としては出していない。

2代目が低いのは、登録から年数が浅く、足回りの部品の交換がまだ少ないためとみられます。

説明文に足回りのブーツ類が出てくる割合は、初代が11%、2代目が3%でした。

走行距離では、5万km未満の車が65,053円、5万〜10万kmが74,390円、10万〜14万kmが79,035円、14万km以上が83,950円で、距離が伸びるほど総額が上がっていました。

1回目(3年目)|一般保証が終わるタイミング

Hondaの一般保証は「新車登録日から3年間、または3年以内でも走行距離6万キロで保証が終了」で、Hondaの説明図でも初回の車検の時期に終わるように描かれています。

気になる不具合があれば、保証のうちに販売店で見てもらうと、修理代がかからずに済むことがあります。

3代目(2023年〜)は発売から3年がたつところで、初回の車検はこれから本格的に始まります。

上の表の初回の実例はほとんどが2代目のもので、3代目はOBD検査の対象なので、店によっては検査の料金が加わります(下の節)。

延長保証は初回の車検の前に決める

Hondaの延長保証「マモル」の車検コースは、保証を初度登録から5年まで延ばすもので、660ccまでの保証料は15,000円(Honda販売店ですべての法定点検を受けている車は12,500円)です。

申し込めるのは初度登録から2年6か月〜3年のあいだで、走行距離10万km以上の車は入れません。

加入には販売店での保証開始前点検(有料)が必要ですが、Honda販売店で車検を受けた車はこの点検が免除されます。

2回目(5年目)|特別保証の期限とバッテリー

特別保証は「新車登録日から5年間、または5年以内でも走行距離10万キロで保証が終了」で、エンジン機構や動力伝達機構(トランスミッションの内部の主要部品など)、ステアリング機構、サスペンション・アクスル機構などが対象です。

2回目の車検はこの期限と重なるので、CVTの異音やエンジンの不調があれば車検の前に販売店へ相談すると、保証で直せるかどうかが分かります。

バッテリーは、説明文に出てくる割合が年数によらず5〜9%ほどで、3年以内の車でも8%ありました。

アイドリングストップ車のバッテリーは専用品で、初回や2回目の車検でも交換を勧められることがある部品です(次の節)。

13年目(6回目)以降|足回りのブーツ類と重量税

13年以上の車は234件で、10万円以上だった車が3台に1台でした。

説明文に足回りのブーツ類が出てくる割合は、8〜9年の車で6%、10〜12年で14%、13年以上では18%と、年数とともに増えています。

スタビライザーリンクは8〜12年の車で15〜21%と多く、13年以上の車でも13%に出てきます。

重量税は13年経過の税額になると8,200円で、法定費用は1,600円上がります(上の節のとおり、6回目ではまだ6,600円の車が多い)。

実例で見るN-BOXの車検|総額と整備の内容

N-BOXの作業実績から、総額の安いものから高いものまで5件を選んで、整備の内容をまとめました。

同じN-BOXでも、交換する部品によって総額が大きく変わることが分かります。

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総額世代走行距離地域主な整備の内容
41,060円2代目(6BA-JF3・初回)1万5千〜2万km大阪府新車から初めての車検。走行距離が少なく、見積もりの段階で悪いところはなかった
59,650円2代目5万5千〜6万km福岡県スタビライザーリンクとエンジンオイルの交換を追加
87,000円初代10万5千〜11万km茨城県右のドライブシャフトブーツ(アウター)が切れてグリスが漏れ、そのままでは車検に通らないため交換(店の料金は片側13,200円から・工賃込み)
112,370円初代3万5千〜4万km大阪府左のドライブシャフトブーツとタイロッドエンドブーツ、ブレーキパッド、バッテリー、左のスタビライザーリンク、ブレーキオイル・エンジンオイルの交換
216,520円初代10万〜10万5千km大阪府はっきりした走行不調があり、点検でCVTが原因と分かったため、相談のうえCVTを交換

※車検店が掲載した作業実績を要約。総額は基本料・法定費用・追加の整備を含む。世代は年式と店の記載(型式)から判断。

実例から分かること

初回の車検を迎えた2代目は、交換がなければ4万円台で済んでいます。

年数がたつと、スタビライザーリンクやドライブシャフトのブーツ、ブレーキパッド、バッテリーの交換が重なり、走行3万km台でも11万円台まで上がった初代がありました。

走行不調でCVTを交換した初代は21万円を超えていて、不調がある車は見積もりの前に店へ伝えておくと話が早く進みます。

N-BOXの車検で確かめたい4つのこと|スライドドア・バッテリー・カメラ・光軸

N-BOXの車検で確かめる4つのこと:パワースライドドアはバッテリー交換のあとの動きを確認、バッテリーはアイドリングストップ専用品、フロントガラスのカメラに車検ステッカーを重ねない、ヘッドライトの高さのダイヤルは車検の前に0へ戻す。3代目はOBD検査の対象。リコールは車台番号で確認
取扱説明書に書かれている、車検の前後に見ておきたい点

1. パワースライドドアはバッテリー交換のあとに動きを確かめる

初代と2代目の前期の取扱説明書には、スライドドアが開いた状態でバッテリーやヒューズを交換すると「自動で閉まらなくなります」とあり、手動で閉めると機能が復帰すると書かれています。

車検でバッテリーを交換した車は、受け取るときにスライドドアが自動で開け閉めできるかを確かめてください。

3代目の取扱説明書では、パワースライドドアのメインスイッチがOFFだと手動の開閉になり、助手席側は給油口のふた(フューエルリッド)が開いていると作動しません。

初代の取扱説明書は、パワースライドドアの警告灯が点いたままのときは、メインスイッチをOFFにして開け閉めを手動で行い、ただちに販売店で点検を受けるよう求めています。

スライドドアが自動で動かなくなった場合、審査事務規程の乗降口の節(7-50)が求めているのは「確実に閉じることができる扉」と、閉じた状態を保つ装置です。

自動で開け閉めできるかは書かれていませんが、手で閉めても閉まりきらないドアや、閉じた状態を保てないドアは、直してから車検を受けることになります。

2. バッテリーはアイドリングストップ車用のM-42Rが基本

N-BOXの取扱説明書に載っているバッテリーの形式はM-42Rが基本で、2代目と3代目の取扱説明書では「アイドリングストップシステム専用バッテリー」とされています。

初代の初期の取扱説明書では、ターボ車に38B19Lや34B17Lの指定もあります。

3代目の取扱説明書は、指定以外のバッテリーを使うと「バッテリーの早期劣化やアイドリングストップが作動しにくくなる可能性があります」としています。

アイドリングストップは、バッテリーの充電量が少ないときや、バッテリーの温度が5℃以下のときには作動しません。

アイドリングストップしなくなったのをきっかけに、バッテリーが弱っていると分かった実例もあり、見積もりで交換を勧められたら、アイドリングストップ車用の形式かどうかも確かめてください。

3. 車検ステッカーはフロントガラスのカメラの前に貼らない

Honda SENSINGのカメラは、フロントガラスの上部に付いています。

3代目の取扱説明書には「ステッカー貼り付け不可範囲」の図があり、カメラの視野を遮るものを付けないよう求めています。

車検ステッカーは、フロントガラスの内側で運転席側の上部、車の中心からできるだけ離れた位置に貼る決まりです(車検ステッカーの貼り方)。

貼り替えるときは、取扱説明書の図の範囲にかからないかも見ておきます。

フロントガラスの傷でカメラが正しく働かなくなることもあり、取扱説明書は、Honda純正品以外のガラスでは正常に作動しない場合があるとして、ガラスの修理や交換は販売店に相談するよう書いています。

車検でガラスのひびを指摘されたら、純正品で交換するかどうかを見積もりで確かめてください。

4. ヘッドライトの高さのダイヤルは0に戻しておく

N-BOXの運転席まわりには、ヘッドライトの照らす向きを下げるダイヤルがあります(初代は一部のタイプ)。

取扱説明書には「車検などで光軸調節をするときは、ダイヤルを0の位置に戻してから」行うよう書かれているので、荷物を積んだときなどに回した車は、車検の前に0へ戻しておきます。

Hondaが示す交換の目安|オイル・CVTフルード・ブレーキ液

見積もりに並ぶ整備が必要かどうかは、Hondaのメンテナンスガイド(3代目の取扱説明書と一緒に案内されているガソリン車用の冊子)の交換時期と比べると判断しやすくなります。

主なものは次のとおりです。

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項目Hondaの交換時期シビアコンディションのとき
エンジンオイル(ターボなし)10,000kmごとまたは1年ごと5,000kmごとまたは6か月ごと
エンジンオイル(ターボ)5,000kmごとまたは6か月ごと同じ
オイルフィルター(ターボなし)20,000kmごとまたは2年ごと10,000kmごとまたは1年ごと
オイルフィルター(ターボ)10,000kmごとまたは1年ごと同じ
CVTフルード初回は80,000km、以降は60,000kmごと40,000kmごと
トランスファーオイル(4WD車)CVTフルードと同じ(初回80,000km、以降60,000km)40,000kmごと
ブレーキ液初回は3年、以降は2年ごと―
冷却水初回は200,000kmまたは11年、以降は120,000kmまたは6年ごと―
スパークプラグ(イリジウム)70,000kmごと―

※Honda「メンテナンスガイド」(自家用乗用車・ガソリン車用)の定期交換項目。走行距離と期間を並べたものは、どちらか早いほうで交換。表の時期は1年で10,000kmほど走る車を前提にしている。シビアコンディションは、悪路や短い距離のくり返し、山道などの走行が走行距離の約30%以上になる場合。古い世代の車は、車に付いているメンテナンスノートで確かめる。

ブレーキ液は「初回は3年、以降は2年ごと」なので、車検のたびに交換の時期が来ることになります。

作業実績でも説明文にブレーキフルードが出てくる割合は40%と、エンジンオイルと並んでいちばん多い作業でした。

CVTフルードは初回が80,000kmで、説明文にCVTが出てくる割合は1%でした。

距離の短い車で交換を勧められたときは、メンテナンスノートの記録とシビアコンディションに当たるかを店と一緒に確かめると、今回やるかどうかを決めやすくなります。

ターボ車のエンジンオイルは、ターボなしの半分の5,000kmごとまたは6か月ごとが目安です。

走行距離が少なくても6か月ごとが目安なので、2年ごとの車検のときだけ交換していると、間隔が空きすぎることになります。

CVTの不調は見積もりの前に伝える

作業実績には、はっきりした走行不調の原因がCVTと分かり、CVTを交換して総額が21万円を超えた初代の例がありました。

初代にはCVTのシャフトの折損や、CVTの制御に関するリコールもあったので、発進でのショックや異音があれば、車検の予約のときに伝えておきます。

OBD検査・警告灯・リコール|車検の前に確かめること

3代目はOBD検査の対象

3代目の6BA-JF5・6BA-JF6(N-BOX・N-BOX CUSTOM・N-BOX JOY)は、自動車技術総合機構が公表しているOBD検査の対象の型式一覧に載っています。

車検で専用の機器をつなぎ、電子制御の装置に故障の記録(特定DTC)がないかを調べる検査で、故障の記録があれば、修理しないと車検に通りません。

改良後の5BA-JF5・JF6は現行の一覧にまだ載っていないので、車検証の備考欄で確かめてください。対象の車は備考欄に「OBD検査対象」と書かれています。

初代と2代目(JF1〜JF4)は一覧に載っていません。見積もりの明細に「OBD点検」などとあっても、対象でない車なら、店が故障の記録を読み取る独自の点検で、国のOBD検査ではありません。

OBDの差し込み口の機器を外しておく

国土交通省は、検査用の機器を運転席の下などにある差し込み口(データリンクコネクタ)につなぐため、そこに付けたドライブレコーダーなどの機器は車検の前に外しておくよう案内しています。

OBD検査の料金は店によって違い、いくつかの店の公開料金表を見ると1,980円から5,500円まで幅がありました。

点いたままだと検査を受けられない警告灯

審査事務規程は、エンジンをかけた状態で点灯・点滅し続けていてはいけない表示として、前方と側方のエアバッグ、ブレーキ、ABS、エンジンの5つを挙げていて、運転者に警報するブザーが鳴り続けていないことも求めています(第1章の「審査時車両状態」)。

エンジン警告灯やABSの警告灯が点いたままだと検査を受けられません。

Honda SENSINGの警告灯(CMBSや安全支援情報の警告灯)はこの一覧にありませんが、取扱説明書では異常のときは「ただちにHonda販売店で点検を受けてください」とされています。

カメラの前のガラスの汚れや高温で点いた場合は、汚れが落ちるなどすればシステムは復帰します。

リコールは車台番号で確かめる

N-BOXにはリコールや改善対策が何度も出ていて、修理は販売店で無料で受けられます。

中古で買った車は、Hondaのリコール情報のページで車検証の車台番号を入れて、未実施のものがないかを車検の前に確かめてください。

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世代主なリコール・改善対策(Hondaの届出)
初代(JF1・JF2)CVTのドライブプーリーシャフトの折損、エンジン制御コンピュータ、点火コイル、最終期の車の低圧燃料ポンプ。N-BOX SLASHはテールゲートのステーの腐食、電動パーキングブレーキ、低圧燃料ポンプ、N-BOX+はテールゲートのステーと乗降用スロープ
2代目(JF3・JF4)低圧燃料ポンプ(走行中にエンストのおそれ。何度か対象が広がった)、自然吸気の車のEGR(排気ガス再循環装置)、初期の自然吸気の車のCVTのトルクコンバーター、後退灯のリレー
3代目(JF5・JF6)自然吸気の車のEGR、VSAモジュレーターのプログラム(始動直後の低速でブレーキペダルが重くなる。改善対策)

※Honda「リコール・改善対策・サービスキャンペーン」の各届出のページから、N-BOXの型式(JF1〜JF6)が対象に入っているものを要約。対象は製作期間と車台番号で決まるので、同じ世代でもすべての車が対象ではない。EGRのリコールは、Hondaのページで部品の準備に時間がかかっていると案内されている。

スライドドアについてのリコールや改善対策は、Hondaのリコール情報のページには見当たりませんでした。

初代の初期の車には、スライドドアなどのゴムのシールから雨水が入るおそれがあるとして、シールを対策品に替えるサービスキャンペーンが出ています。

N-BOXは、国土交通省の「車検を更新しない措置」の対象になっているタカタ製エアバッグの型式一覧(ホンダ)に載っていません。

そのためリコールの未実施で車検が止まることはありませんが、燃料ポンプやEGRのように走行中にエンジンが止まるおそれがあるものは、車検を待たずに直しておきます。

車いす仕様車(スロープ)の車検の間隔

3代目の車いす仕様車(スロープ)は、Hondaの諸元で「持込検査不要/5ナンバー」、車検は「初回3年 以降2年」とされていて、ふつうのN-BOXと同じ間隔です。

8ナンバー(特種用途自動車)の自家用車は初回から2年ごとになるので、中古で買った福祉車両は、車検証の用途と有効期間の満了日で確かめてください。

見積もりが高くなるケースと確かめること

作業実績1,690件の説明文から、交換や点検で名前が出てくる割合を数えると、多かった順に次のようになりました(説明文は一覧に表示される冒頭の部分で数えたため、実際に作業した車の割合はこれより多い可能性があります)。

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整備の内容説明文に出てくる割合その語が出てくる車の総額の中央値(件数)10万円以上の車では
ブレーキフルード(ブレーキオイル)40%71,705円(670件)37%
エンジンオイル・オイルエレメント37%72,845円(622件)40%
ワイパー11%79,000円(183件)13%
エアクリーナー(エアエレメント)10%79,890円(171件)13%
スタビライザーリンク9%80,518円(152件)16%
エアコンフィルター9%79,835円(146件)10%
冷却水(LLC・クーラント)8%77,470円(139件)11%
足回りのブーツ類(タイロッドエンド・ボールジョイント・ドライブシャフト)7%88,800円(121件)15%
バッテリー7%81,166円(118件)10%
ブレーキパッド6%88,000円(99件)10%
タイヤの交換4%96,620円(62件)10%

※店の紹介文や宣伝の文(「オイル交換30%OFF」など)に出てくる語は数えていない。エンジンオイルには、ブレーキオイルやCVTのオイルなどほかのオイルの交換を含めない。タイヤの交換は、ローテーションや季節の履き替えを含めない。バッテリーは点検の記載も含む。中央値は、その語が説明文に出てくる車の総額で、その作業の料金ではない。10万円以上の車は294件。

総額が10万円以上だった294件(全体の17%)では、スタビライザーリンクや足回りのブーツ類、ブレーキパッド、タイヤの交換が出てくる割合が、全体の1.7〜2.7倍になっていました。

説明文にオイルやブレーキフルードの交換だけが出てくる車(624件)の中央値は65,037円で、足回りの部品やバッテリー、ブレーキパッド、タイヤ、CVTフルードのどれかが出てくる車(462件)は81,590円です。

足回りやブレーキの部品の交換が加わると、1万6千円ほど上がると見ておくと、見積もりを読むときの目安になります。

タイヤの溝や交換の基準は、車検とタイヤの記事にまとめています。

15万円以上だった31件(全体の2%)には、足回りの部品を何か所も替えた車のほか、走行不調でCVTを交換した車がありました。

ただしこの31件には、水没した車の修理(40万円)や板金修理を一緒に頼んだ例、2023年式で走行1万km未満なのに50万円のように入力の誤りとみられる例も含まれます。

ブーツやスタビライザーリンクの傷みは車検で見られる

タイロッドエンドやボールジョイント、ドライブシャフトの継ぎ目は、グリスを封じるゴムのブーツで覆われています。

自動車技術総合機構の審査事務規程は、かじ取装置とサスペンションのアーム類、ドライブシャフトの自在接手部について、ダストブーツに損傷があるものを不適合としています(7-13・7-22・7-9)。

スタビライザなどの損傷や著しいがたも、同じ規程で不適合です(7-22)。

N-BOXの実例でも、スタビライザーリンクのブーツが破れてグリスが漏れていたため、車検に通らない部品として交換したという説明がいくつもありました。

JPCARS編集長JPCARS編集長

ブーツやリンクの交換は、左右や前後で何か所あるかで金額が変わります。

見積もりに「どの部品を何か所」と書いてもらうと、別の店の見積もりと並べやすくなります。

依頼先別|ディーラーや車検専門店ではいくら?

全国5,857店の料金表から、軽自動車の基本料(ネット予約の割引後で、いちばん安いコース)をチェーンごとに集計すると、次のようになりました。

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依頼先店舗数基本料の中央値
コスモ石油系の店141店13,200円
ENEOSのサービスステーション(Dr.Driveなど)1,538店15,300円
車検の速太郎131店16,500円
車検のコバック277店18,186円
ホリデー車検39店19,580円
アップル車検63店19,800円
オートバックス230店21,800円
トヨタ系の販売店73店34,950円
Honda Cars(ホンダの販売店)248店41,250円
掲載店全体5,857店16,500円

※全国5,857店の料金表のうち、軽自動車の区分で最も安いコースの基本料(ネット予約の割引後)を集計。整備費用は含まない。トヨタ系の販売店は10社73店、Honda Carsは店名にHonda Carsなどが入る33社248店の集計で、全国の販売店を代表する値ではない。

全体の中央値(16,500円)より安いのは、コスモ石油系の店とENEOSのサービスステーションで、車検の速太郎は全体と同じでした。

コバック、ホリデー車検、アップル車検、オートバックスは全体より高く、Honda Carsは41,250円で全体の2.5倍です。

基本料に含まれる点検の内容や、代車・整備保証の有無は店によって違うので、何が含まれているかも見積もりで確かめてください。

ホンダの販売店の料金表の例

Honda Carsの販売会社が公開している料金表では、軽自動車(N-BOXなど)の点検・検査・代行の料金は、下の5社で4万円台前半から5万円台前半で、ほかに3万円台の会社もありました。

どの会社も「24か月点検+保安確認検査料+検査代行手数料」が基本で、会社によって洗浄やOBD検査の料金が加わります。

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販売会社点検・検査・代行の料金内訳
Honda Cars 山形県央42,900円24か月点検20,900円・保安確認検査料12,100円・検査代行手数料9,900円(OBD診断は対象車のみ3,630円)
Honda Cars 志木44,550円24か月定期点検18,150円・保安確認検査料11,550円・検査代行手数料11,550円・スチーム洗浄3,300円
Honda Cars 名東51,830円車検整備料金19,800円・保安確認検査料13,200円・車検代行手数料13,200円・OBD検査料2,200円・ブレーキパーツクリーナ3,430円
Honda Cars 神奈川西53,900円24か月点検24,200円・保安検査確認料18,150円・検査代行手数料11,550円(ほかにショートパーツ代1,650円)
ホンダカーズ神奈川北53,900円車検整備料金27,500円・保安確認検査料13,200円・車検代行手数料13,200円

※各社の公式サイトの車検料金表(税込、部品代・油脂代は別)。法定費用は含まない。上の表のHonda Cars 248店の中央値は、予約サイトのネット予約の割引後で最も安いコースの額なので、販売会社の料金表の額より低くなることがある。

これに13年未満の法定費用(26,240円、印紙代がOSS申請なら25,990円)を足すと、部品の交換がなくても約6万9千円から8万円あまりになります。

Q&Aサイトに寄せられた「ディーラーで10万円を超えた」という相談を見ると、点検パックや延長保証、バッテリーやケミカル類の追加が見積もりに入っている例が見られます。

ホンダの販売店に相談したほうがよいケース

N-BOXの車検はホンダの販売店でなくても受けられます。

ただ、保証期間のうちに出た不具合がある車、未実施のリコールがある車、Honda SENSINGやパワースライドドアの警告が出ている車は、先に販売店に相談すると、保証やリコールで直せるかどうかが分かります。

車検を別の店に頼む場合も、こうした作業を先に販売店で済ませておくと二度手間になりません。

Honda純正ナビの通信サービス「リンクアップフリー」を使っている車は、続けるには車検のときにHonda販売会社で更新の手続きが要ります。

Honda販売会社で車検を受ければ更新手数料はかからず、ほかの店で車検を受けた場合は別に更新手数料がかかります。

\依頼先を決めたら、近くの店の料金を確認/

都道府県別|N-BOXの車検費用の目安

車検の基本料は地域によって差があります。

当サイトで全国5,857店の車検の料金表を集計し、N-BOXが入る軽自動車の区分で、各店のいちばん安いコースの基本料(ネット予約の割引後)を都道府県ごとに平均しました。右の列は、そこに重量税6,600円(13年未満)の場合の法定費用26,240円を足した額です。

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都道府県掲載店基本料の平均法定費用を足した目安
北海道275店17,417円43,657円
青森県67店16,384円42,624円
岩手県73店21,109円47,349円
宮城県175店14,856円41,096円
秋田県72店25,345円51,585円
山形県60店19,348円45,588円
福島県80店25,217円51,457円
茨城県172店22,278円48,518円
栃木県120店17,982円44,222円
群馬県93店18,401円44,641円
埼玉県380店20,709円46,949円
千葉県257店17,676円43,916円
東京都374店25,844円52,084円
神奈川県289店20,309円46,549円
新潟県92店26,945円53,185円
富山県60店15,154円41,394円
石川県70店15,139円41,379円
福井県52店21,253円47,493円
山梨県75店20,501円46,741円
長野県91店24,045円50,285円
岐阜県113店20,625円46,865円
静岡県213店20,266円46,506円
愛知県430店20,748円46,988円
三重県82店17,512円43,752円
滋賀県64店15,959円42,199円
京都府125店15,670円41,910円
大阪府331店15,727円41,967円
兵庫県203店17,941円44,181円
奈良県66店19,219円45,459円
和歌山県42店21,317円47,557円
鳥取県40店17,079円43,319円
島根県47店21,462円47,702円
岡山県126店16,033円42,273円
広島県173店16,777円43,017円
山口県89店17,966円44,206円
徳島県50店21,863円48,103円
香川県42店16,639円42,879円
愛媛県56店17,786円44,026円
高知県17店20,102円46,342円
福岡県235店13,525円39,765円
佐賀県36店14,845円41,085円
長崎県59店19,275円45,515円
熊本県80店18,318円44,558円
大分県58店16,443円42,683円
宮崎県42店20,650円46,890円
鹿児島県67店17,708円43,948円
沖縄県44店27,674円53,914円

※全国5,857店の料金表を集計(整備費用は含まない)。都道府県名にリンクがあるところは、その地域の車検が安い店を紹介した記事。N-BOXはどの型式も重量税がエコカー外の計算。13年経過の税額になった初代は、右の列に1,600円を足す。

基本料の平均が安いのは福岡県(13,525円)、佐賀県(14,845円)、宮城県(14,856円)、高いのは沖縄県(27,674円)、新潟県(26,945円)、東京都(25,844円)でした。

同じ県の中でも店によって1万円以上違うことがあるので、近くの店の料金を並べて比べるのが確実です。

地方別|N-BOXの実例の総額

N-BOXの作業実績を、店の所在地で地方ごとに分けると、総額の中央値は次のとおりです(10件以上ある地方だけ)。

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地方件数総額の中央値
北海道・東北65件67,000円
関東(山梨を含む)406件73,710円
北陸・信越65件66,950円
東海611件73,040円
近畿189件68,930円
中国177件75,875円
四国66件64,825円
九州・沖縄111件64,140円

※実例の多くは東海と関東の店のもの。

N-BOXの車検は楽天Car車検がおすすめ|5つの理由

JPCARS編集長JPCARS編集長

同じ地域の店どうしでも、基本料の差は小さくありません。

N-BOXの車検は、近くの2〜3店の見積もりを並べると、どこで差が出ているかが見えてきます。

N-BOXの車検をどこに頼むか迷ったら、まず楽天Car車検で近くの店を比べると決めやすくなります。

楽天Car車検は「掲載店舗数No.1」をうたう車検の予約サイトで、郵便番号を入れるだけで近くの店の料金、口コミ、作業実績をまとめて見られます。

当サイトで掲載店5,857店の料金表を集計した結果とあわせて、おすすめの理由を紹介します。

車検の予約は楽天Car車検が便利な理由:掲載店が多く近くの店の料金を並べて比べられる、約6割の店がネット予約の割引を出していて割引の中央値は8,000円、実際の総額と口コミで選べる、代車あり93.6%・土日祝OK78.6%など条件で絞り込める、車検を受けると楽天ポイント500ポイント。見積もりの予約は約1分・無料
掲載5,857店の料金表とサービス表示を集計

1. 近くの店の料金を並べて比べられる

車検の基本料は、同じ地域でも店によって1万円以上違うことがあります。

楽天Car車検では、郵便番号や現在地から近くの店を探し、コースごとの参考価格を並べて比べられます。

車種ページではN-BOXが入る軽自動車の全国平均と都道府県別の平均も見られます。

2. ネット予約の割引がある店が多い

楽天Car車検の料金表では、掲載店の約6割(61.1%)が参考価格にネット予約などの割引を入れていて、割引額の中央値は8,000円でした。

店の窓口で申し込むより、楽天Car車検から予約したほうが安くなる店があります。

3. N-BOXの作業実績と口コミで店を選べる

楽天Car車検には、店が実際に車検をした車の総額と作業内容が「作業実績」として載っていて、集計した時点で、N-BOXだけでも1,690件ありました。

店ごとの口コミも読めるので、料金だけでなく説明の丁寧さや仕上がりも比べて選べます。

4. 代車・土日・1日車検などの条件で絞り込める

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掲載店の表示表示がある店の割合
代車あり93.6%
土日祝OK78.6%
1日車検61.4%
クレジットカードOK97.8%
整備保証92.7%

※掲載5,857店の店舗情報のサービス表示を集計。

送り迎えや買い物で毎日N-BOXを使う家庭は、代車ありや1日車検の店に絞ると、車のない日を減らせます。

5. 車検を受けると楽天ポイントがもらえる

楽天Car車検で予約して車検を受けると、楽天ポイントが500ポイントもらえます。

時期によってはキャンペーンの条件を満たすと上乗せがあり、楽天Car車検の案内では合計で最大3,100ポイントとなっています(条件は楽天Car車検のページで確かめてください)。

楽天Car車検で予約する流れ

STEP
店を探して無料見積もりを予約する

郵便番号から近くの店を探し、予約フォームから申し込みます(入力は約1分)。

STEP
店で無料の見積もりを受ける

予約した日時に来店し、見積もりの内容を確かめます。

STEP
車検を受ける

見積もりに納得したら車検を依頼します。車検を受けるとポイントがもらえます。

見積もりは無料なので、2〜3店で見積もりを取って比べてから決めても費用はかかりません。

N-BOXの車検は楽天Car車検で比べてから決める

5つの理由をまとめると、次のとおりです。

  • 1近くの店の料金を並べて比べられる
  • 2ネット予約の割引がある店が約6割(割引額の中央値8,000円)
  • 3N-BOXの作業実績と口コミで店を選べる
  • 4代車・土日・1日車検などの条件で絞り込める
  • 5車検を受けると楽天ポイントがもらえる

\見積もりだけなら費用はかからない/

N-BOXの車検費用を安くする5つの方法

  1. 2〜3店の見積もりを比べる:基本料と整備費用は店ごとに違う。同じ整備の内容で見積もりを取ると、どこで差が出ているかが分かる。
  2. 早めに予約する:満了日の2か月前から満了日までに受ければ、次の満了日は変わらない(車検の期間)。早めに店を決めておくと、見積もりを比べる時間も取れる。
  3. 点検パックや延長保証は分けて考える:販売店の見積もりには、点検パック「まかせチャオ」や延長保証「マモル」が入っていることがある。どちらも車検に必須ではないので、入るかどうかは別に決める。
  4. 予防のための整備は時期を分ける:すぐに交換しなくてよい部品は、次の点検に回すと1回の支払いを抑えられる。ブーツの破れのように車検に通らないものは先に直す。
  5. 任意保険も一緒に見直す:車検の時期に自動車保険の保険料も複数社で比べておくと、年間の維持費をまとめて下げられることがある。

見積もりで確かめる項目

  1. 重量税の額:13年未満なら6,600円、13年経過の初代なら8,200円になっているか。
  2. 車検に通すために必要な整備か:ブーツの破れのように保安基準に合わないために交換が必要なものと、予防のための整備を分けて説明してもらう。
  3. 部品代と工賃が分けて書かれているか:ブーツ類やバッテリーは店によって工賃が違う。高いと感じた項目は、別の店の見積もりと比べる。
  4. 3代目はOBD検査の料金:店によって上乗せの有無と額が違うので、見積もりどうしで比べる。

ユーザー車検にする場合

ユーザー車検にすれば基本料はかかりませんが、平日に軽自動車検査協会の事務所へ行き、点検整備も自分で手配することになります。

ブーツ類やブレーキの状態を自分で見分けられないなら、基本料の安い店を探すほうが手間を抑えられます。

N-BOXカスタムとカスタムした車の車検|車高・ホイール・テールランプ

N-BOXカスタムの実例は、N-BOXと同じページに載っています。説明文に「カスタム」と書かれた106件の総額の中央値は61,510円で、N-BOX全体より低いくらいでした。

法定費用の区分も同じなので、カスタムだから車検が高くなるわけではありません。

車高を下げたり、ホイールやランプを替えたりした車は、次の基準に合っているかが見られます。

N-BOXの軸距(ホイールベース)はどの世代も2,520mmで、審査事務規程の式で計算しても、前後の車輪のあいだに必要な地上高は9cmです。

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カスタム車検で見られること
車高を下げる(ダウンサス・車高調)最低地上高が9cm以上あること。前輪より前と後輪より後ろは、車軸から離れるほど高さが必要
タイヤ・ホイールの交換はみ出してよいのはタイヤ側面の文字や保護帯(リムガード)の部分だけで、10mm未満(乗用車の特例で、乗車定員10人以上の車は除く)。ホイールやナットは出てはいけない
マフラーの交換2010年4月以降に作られた車は、性能等確認済表示のある後付けの消音器など、騒音の基準に合うことが確かめられるものであること
テールランプの交換・全灯化尾灯は赤色で点滅しないこと。尾灯と兼用のブレーキランプは、踏んだときに尾灯だけのときの5倍以上の明るさになること
リフレクター(後部反射器)後面に必ず備え、反射光は赤色。反射部の上の端が地上1,500mm以下、下の端が250mm以上で、車の最も外側から400mm以内にあること
ヘッドライトの交換(LEDなど)すれ違い用前照灯(ロービーム)の色は白色で、光の向きと明るさが基準に合うこと

※自動車技術総合機構「審査事務規程」(7-3 最低地上高、7-28 車枠及び車体、7-56 騒音防止装置、7-66 すれ違い用前照灯、7-81 尾灯、7-85 後部反射器、7-88 制動灯)と、Hondaの主要諸元表(軸距)をもとに作成。最低地上高の式は、最低地上高が低くなる改造をした車に使う。個別の部品が基準に合うかは、取り付けた店や車検を頼む店に確かめる。

社外品は予約のときに伝える

社外のランプやマフラーは、「車検対応」と書かれていても、取り付け方や光の色、明るさが基準に合わなければ通りません。

車検の前に純正に戻すかどうかを見積もりのときに相談しておくと、当日の追加費用を避けられます。

カスタムした車を受けてくれるかは、店を選んで見積もりを予約するときに相談できます。

\カスタムしたN-BOXも相談できる店を探す/

N-BOXの車検に関するよくある質問

N-BOXの車検は何年ごとですか?

自家用の軽乗用車なので、新車から最初の車検までが3年、そのあとは2年ごとです。13年を過ぎても間隔は変わりません。

3代目の車いす仕様車も、Hondaの諸元で「初回3年 以降2年」とされています。

N-BOXの重量税は5,000円ですか、6,600円ですか?

国の燃費一覧で計算すると、N-BOXは初代から3代目までどの型式も本則の条件に届かず、6,600円です。

初度検査の年から13年たった年の11月以降は8,200円になります。前回の車検で5,000円だった場合も、今の条件で計算すると6,600円です。

自分の車の額は、軽自動車検査協会の次回自動車重量税額照会サービスで確かめられます。

3回目・4回目の車検はいくらかかりますか?

作業実績では、6〜7年の車(3回目の目安)の中央値が67,253円、8〜9年の車(4回目の目安)が74,970円でした。

4回目のころから10万円以上の車が5台に1台になり、スタビライザーリンクなど足回りの部品の交換が増えます。

ディーラーの見積もりが14万円でした。高いですか?

作業実績1,690件で12万円以上だった車は7%で、高いほうに入ります。

ホンダの販売店の見積もりには、点検パックや延長保証、バッテリーの交換、ケミカル類などが入っていることがあるので、車検に必要な整備とそれ以外を分けて説明してもらい、別の店の見積もりとも比べてください。

スライドドアの警告灯が点いていても車検は受けられますか?

審査事務規程で、点いたままだと検査を受けられない表示に挙げられているのはエアバッグ、ブレーキ、ABS、エンジンで、スライドドアの警告は入っていません。

ただし、運転者に警報するブザーが鳴り続けている状態では検査を受けられず、取扱説明書でも、ただちに販売店で点検を受けるよう求めているので、車検の前に相談してください。

3代目の初回の車検で気をつけることはありますか?

3代目(6BA-JF5・JF6)はOBD検査の対象で、店によっては検査の料金が加わります。OBDの差し込み口に付けた機器は外しておきます。

一般保証が終わる時期でもあるので、気になる不具合は保証のうちに販売店で見てもらい、延長保証に入るなら初回の車検の前に決めてください。

ユーザー車検だといくらかかりますか?

軽自動車検査協会に自分で持ち込む場合、検査手数料は2,500円で、13年未満のN-BOXなら法定費用は26,640円です(13年経過の初代は28,240円)。

基本料はかかりませんが、点検整備は自分で手配し、平日に検査場へ行く必要があります。

車検シールはどこに貼りますか?

フロントガラスの内側で、運転席側の上部、車の中心からできるだけ離れた位置に貼ります(車内から見て右上)。

Honda SENSING付きの車は、取扱説明書の図の「ステッカー貼り付け不可範囲」にかからないようにします。

車検をやめて車を売るほうが得なこともある|古い車・修理が重なる車

車検の見積もりで、タイヤやブレーキ、足回りなどの交換がいくつも重なると、法定費用と基本料に整備費用が上乗せされて総額が大きくふくらみます。

年式が古い車や走行距離の多い車は、車検のあとも部品の交換が続きやすく、車検を通して乗り続けるより、手放したほうが出費を抑えられる場合があります。

次のような車は、車検を予約する前に「今いくらで売れるか」も確かめておくと判断しやすくなります。

  • 初度登録から13年を超えて、重量税が上がった車(18年を超えるとさらに上がります)
  • 年式が古い、または走行距離が多く、下取りでは値段がつかないと言われた車
  • 事故や故障で動かない車、大きな修理が必要と言われた車
  • 乗る機会が減って、車検代と税金を払い続けるか迷っている車

車検を通してから売っても、かけた車検費用の分だけ買取額が上がるとは限りません。

また、普通車は抹消登録をすると、翌月から年度末までの自動車税が月割りで戻ります(軽自動車には還付の制度がありません)。

年式が古い車や走行距離の多い車、動かない車の売り先には、廃車買取専門のカーネクストがあります。

どんな車も0円以上で買い取るとしていて、引取は全国どこでも無料(一部の離島を除く)、レッカー代や解体費用、廃車手続きの代行費用もかかりません。

普通車の自動車税の還付手続きも無料で代行し、還付金は買取額とは別に受け取れます。

カーネクスト(廃車買取専門)公式サイトのトップ画面
画像:カーネクスト(廃車買取専門)公式サイト

※査定の依頼は無料です。売ると決めて申し込んだあとに取り消すと、一律30,000円の手数料がかかると利用規約に書かれているので、金額に納得してから申し込んでください。電話でも査定を受け付けています(8:00〜22:00、年中無休)。

まとめ|世代と年数を確かめてから見積もりを比べる

N-BOXの車検費用は、法定費用がどの世代もほぼ同じなので、年数と走行距離で増える整備費用と、店の基本料で決まります。

車検証で型式と初度検査年月を確かめ、リコールの未実施がないかを見てから、2〜3店の見積もりを並べると判断しやすくなります。

この記事のまとめ
  • 作業実績の中央値は7万円台前半。初回は5万円台、13年以上の車は8万円台で、3台に1台が10万円以上
  • 燃費一覧で計算すると初代から3代目までどの型式もエコカー外で、重量税は6,600円。13年経過の初代は8,200円
  • 軽の13年は初度検査の年から13年たった年の11月から。初代は順に13年経過に入っている
  • バッテリーはアイドリングストップ車用のM-42Rが基本。交換のあとはスライドドアの動きも確かめる
  • 3代目はOBD検査の対象。リコールは車台番号で確かめ、燃料ポンプやEGRは車検を待たずに直す
  • 近くの店の料金とN-BOXの実例は、楽天Car車検のN-BOXのページで比べられる

N-BOXの車検費用を今すぐ調べる

  • 1郵便番号を入れるだけで、近くの店の料金と口コミが一覧になる
  • 2ネット予約の割引がある店なら、窓口で申し込むより安くなることがある
  • 3見積もりは無料なので、2〜3店を比べてから決められる

\N-BOXの車検、まずは近くの店の料金から/

見積もりは無料です(楽天Car車検)

住んでいる地域の具体的な店と価格は、地域別の車検記事で比べられます。

地域別|車検が安いおすすめ店

この記事で参照した公式情報

この記事を書いた人

JPCARS編集長。軽自動車から輸入車まで3台を乗り継ぎ、車検・売却・購入を自分で経験。記事は、全国の車検店の料金表と各社・公的機関の公式情報を集計・確認し、費用の内訳と損をしない手順を書いています。

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