ノアの車検費用はいくら?1回目〜13年目の相場を実例460件で|ハイブリッドの重量税

ノアの車検費用はいくら?1回目〜13年目の相場を実例460件で|ハイブリッドの重量税
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ノアの車検にかかる費用は、総額で10万円前後がひとつの目安です。

全国の車検店が載せている作業実績460件を集めて計算すると、総額の中央値は105,265円、真ん中の半分は86,260円から128,881円に収まっていました。

整備が少なければ7万〜8万円台で済む一方、足回りや冷却系の部品の交換が重なって15万円を超えた車もあります。

金額を左右するのは、ハイブリッド車かどうか、新車から何年目か、何km走ったか、そして店選びです。

「ノア」と「ノア ハイブリッド」の実績は中央値が110,000円と83,182円で、「ノア ハイブリッド」のほうが2万7千円ほど安くなっていました。

ハイブリッド車は本則(エコカー)の重量税で済み、13年を過ぎた車もまだないことが効いています。

この記事では、1回目から13年目以降までの車齢別の相場、60系〜90系の型式ごとの法定費用、トヨタの販売会社を含む依頼先別の料金を順に見ていきます。

ノアだけの8ナンバーの車いす仕様車(90系)、60系・70系のタカタ製エアバッグ、90系のOBD検査、ハイブリッドの整備モードといった注意点も、トヨタと国土交通省が公表している資料で確かめました。

この記事の結論

  • ノアの車検の総額は、全国の車検店の作業実績460件の中央値で105,265円でした。1回目(3年以内)は7万円台で、13年以上になると12万円台まで上がります。
  • ノアの車両重量は、60系の2WDの一部を除けば1.5t超〜2.0t以下に入ります。重量税が本則になるハイブリッド車の法定費用は39,750円、13年未満のガソリン車は52,550円で、60系・70系は重課された税額です。
  • リコール対象のタカタ製エアバッグを交換していない60系・70系は車検に通りません。90系はOBD検査を受ける世代で、ノアにだけある8ナンバーの車いす仕様車(90系)は初回から2年ごとの車検です。
  • 〜2.0tの区分の基本料は掲載店全体の中央値が18,150円で、コスモ石油系・ENEOS・速太郎がそれを下回りました。トヨタの販売会社5社の料金表では、ノアの基本料金は43,780円から72,600円です。
ノアの車検

ノアの車検費用全国の車検店の作業実績460件と料金表から

総額の中央値105,265円
基本料の中央値18,150円
法定費用39,750円〜

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目次

【結論】ノアの車検は総額10万円前後が相場

集計に使ったのは、全国の車検店が「作業実績」として公開している、車検を終えた車の支払い総額(基本料・法定費用・追加整備の合計)です。

ノアの実績は「ノア」と「ノア ハイブリッド」の2つに分かれているため、合わせて460件を対象にしました。

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全体(460件)「ノア」(410件)「ノア ハイブリッド」(50件)
中央値105,265円110,000円83,182円
安いほうから4分の186,260円以下88,490円以下72,000円以下
高いほうから4分の1128,881円以上131,650円以上100,000円以上
8万円未満だった車18%15%40%
15万円以上だった車13%15%0%

※作業実績は、車検の予約サイト「楽天Car車検」に掲載されている「ノア(トヨタ)」「ノア ハイブリッド(トヨタ)」の車検費用実績を集計した(集計した時点で410件と50件)。兄弟車のヴォクシーとエスクァイアの実績は入れていない。「ノア」の側にも、説明文からハイブリッド車と分かる実績が9件ある。載せている店はガソリンスタンドや車検専門店、整備工場などで、トヨタの販売店(ディーラー)の名前の店はなく、ディーラーでの車検は含まない。説明文が別の車種の3件、車検以外の作業とみられる7件、系列の複数の店が同じ車を載せたとみられる重複24件も入っているが、これらを除いた426件の中央値は106,455円でほぼ変わらない。全体の約37%は愛知県の店の実績。

ノアの車検費用 実例460件:総額の中央値105,265円、中ほど半分は86,260〜128,881円。回数の目安別の中央値(451件)は1回目75,260円、2回目89,350円、3回目97,225円、4回目109,690円、5回目102,140円、6回目以降125,480円。13年を過ぎると12万円台。全国の車検店の作業実績を集計
4回目で11万円前後になり、13年を過ぎると12万円台に上がる

年式で80系にあたる実績どうしで比べても、「ノア」(255件、ほとんどがガソリン車)が104,000円、「ノア ハイブリッド」(38件)が85,663円でした。

およそ1万8千円の差のうち、12,800円ぶんは重量税の額の違い(エコカー外か本則か)で説明がつきます。

総額の内訳と、整備がほとんどない場合の下限

支払う総額は、3つに分けて考えると見通しがよくなります。

国に納める法定費用、点検・検査・手続きの代行に対して店に払う車検基本料、そして部品を替えたときの整備費用です。

法定費用は、13年未満のガソリン車なら52,550円、本則のハイブリッド車なら39,750円とほぼ決まっていて、店による違いが大きいのは基本料と整備費用です。

全国5,857店の料金表を〜2.0tの区分で見ると、各店で最も安いコースの基本料(ネット予約で割り引いた額)の中央値は18,150円でした。

基本料と法定費用だけで済むなら、ガソリン車は7万円前後、ハイブリッド車は5万8千円前後になります。

実例の中央値がそれより2万5千〜4万円ほど高いのは、ブレーキフルードやオイルの交換が多くの車に入り、8年を過ぎるとスタビライザーリンクなど足回りの交換も増えるためとみられます。

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型式別|ノアの法定費用早見表(60系〜90系)

車検のたびに国へ納める法定費用には、重量税・自賠責保険料・検査手数料(印紙代)があります。

このうち車によって額が変わるのは重量税で、車検証に載っている「型式」と「車両重量」で区分が決まります。

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世代・型式年式の目安車両重量重量税の区分
60系 2WD(AZR60G)2001〜2007年1,480〜1,610kgグレードや仕様で1.5tをまたぐ
60系 4WD(AZR65G)2001〜2007年1,560〜1,690kg2.0t以下
70系 標準のX・G・YYなど(ZRR70G・75G)、エアロのS・Si(ZRR70W・75W)2007〜2014年1,530〜1,740kg2.0t以下
80系 ガソリン 標準のX・G(ZRR80G・85G)、エアロのSi(ZRR80W・85W)2014〜2022年1,560〜1,740kg2.0t以下
80系 ハイブリッド 標準のX・G(ZWR80G)、エアロのSi(ZWR80W)2014〜2022年1,610〜1,640kg2.0t以下
90系 ガソリン(MZRA90W・95W、車いす仕様車のMZRA92W・97W)2022〜2026年1,590〜1,770kg2.0t以下
90系 ハイブリッド(ZWR90W・95W・92W、KUOZUI生産のZWR91W・96W)2022年〜1,620〜1,750kg2.0t以下

※車両重量は、国土交通省の燃費一覧、トヨタ認定中古車のグレード別の諸元、現行の主要諸元表から(オプションで重くなる仕様を含む)。1,500kgまでが1.5t以下の区分。60系の2WDは、認定中古車の諸元では前期(TA-AZR60G)の全グレードが1,480〜1,500kgだが、燃費一覧には1,520〜1,550kgの類別もあり、後期(CBA-・DBA-)もグレードで1.5tをまたぐので、車検証の車両重量で確かめる。現行の90系はハイブリッド車だけで、ガソリン車はウェルキャブ(福祉車両)に残る。MZRA97Wは4WDのガソリンの車いす仕様車で、ノアにしかない型式。8ナンバーの車いす仕様車の重量税は、車両総重量で決まる別の表で計算する(福祉車両の節)。

ノアは、ヴォクシーと同じ型式を60系から90系まで共有する兄弟車です。

燃費一覧でも型式の多くが「ヴォクシー ノア」の1行にまとめられていて、型式が同じなら重量税の区分も本則の判定も共通です。

JPCARS編集長JPCARS編集長

車検証の型式の欄にZWRが入っていればハイブリッド車、MZRA・ZRR・AZRならガソリン車です。

見積もりの重量税がどちらの額になっているかを、ここで先に照らし合わせておくと話が早く進みます。

標準ボディは5ナンバー、エアロは3ナンバー(90系は全車3ナンバー)

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世代5ナンバー(全幅1,695mm)3ナンバー(全幅1,700mm超)
60系全グレード(エアロのSを含む)なし
70系X・G・YYなどの標準ボディ(ZRR70G・75G)エアロボディのS・Si(ZRR70W・75W、全幅1,720mm)
80系X・Gと、ハイブリッドのX・G(ZRR80G・85G、ZWR80G)Si(ZRR80W・85W、ZWR80W、全幅1,730〜1,735mm)
90系なし全グレード(全幅1,730mm)

※トヨタのニュースリリースと、トヨタ認定中古車のグレード別の諸元から。小型自動車(5ナンバー)は全幅1.70m以下・排気量2.0L以下などが条件。80系は、ヴォクシーと違って最後まで5ナンバーの標準ボディ(X・G)があった。

指定工場(民間車検場)に頼むなら、5ナンバーでも3ナンバーでも法定費用は同じです。

差が出るのは車を検査場に持ち込んで受ける場合(ユーザー車検など)の検査手数料で、5ナンバーが2,500円、3ナンバーが2,600円です。

検査手数料(印紙代)は改定でどの受け方でも上がり、指定工場に頼む場合は1,800円から2,100円(OSS申請では1,600円から1,850円)になりました。

前回の車検の明細と比べて印紙代が250〜300円高いのは、この改定のためです。

本則になるのはハイブリッド車|燃費基準の達成度で判定

継続車検で重量税が本則(エコカー)の額になるのは、排出ガスの性能と燃費基準の達成度が国の要件に届いた車だけで、届かない車は割高な税率です。

国土交通省の燃費一覧の値を要件に照らすと、ノアで本則に入るのは80系と90系のハイブリッド車でした。

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型式燃費基準の達成度継続車検の重量税
80系 ハイブリッド(DAA-ZWR80G・ZWR80W)ひとつ前の燃費基準の144%(116%以上が条件)本則
80系 ハイブリッドの最終型(6AA-ZWR80G・ZWR80W)最新の燃費基準の83〜87%(80%以上が条件)本則
90系 ハイブリッド(ZWR90W・92W・95W)最新の燃費基準の98〜104%本則
60系〜90系のガソリン車条件に届かない(90系は63〜66%、80系の最終型(3BA-)は55〜60%)エコカー外(13年・18年で上がる)

※国土交通省「自動車燃費一覧」に載っている燃費基準の達成レベルと排出ガスの区分を、国土交通省が示す重量税の判定の条件(「自動車重量税の税額の基本的な考え方」)に照らして当サイトが判定した。JC08モードの値しかないDAA-の型式は、ひとつ前の燃費基準で見る。6AA-ZWR80Gは燃費一覧で「エスクァイア ノア」の行にある型式(86〜87%)。一部改良のあとのハイブリッド車(KUOZUI生産のZWR91W・96Wを含む)は燃費一覧に未掲載だが、主要諸元表の燃費と車両重量で計算すると99〜106%ほど。いまの制度の条件での判定で、税制の改正で変わることがある。

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車両重量本則(エコカー)エコカー外(13年未満)13年経過18年経過
2.0t以下(ほぼ全車)20,000円32,800円45,600円50,400円
1.5t以下(60系2WDの一部)15,000円24,600円34,200円37,800円

※国土交通省「自動車重量税の税額表」(継続検査・自家用乗用・2年)。本則の要件を満たしている車は、年数がたっても重課されない。

初回の車検でも重量税はかかる

新車で買ったときに重量税が免税だったハイブリッド車でも、1回目の継続車検まで免税が続くのは、最新の燃費基準を大きく上回る車(登録の時期によって120%以上か125%以上)に限られます。

90系のハイブリッドは100%前後なので、1回目から本則の20,000円がかかる計算です。

実際に、1回目の車検を受けた90系ハイブリッドの作業実績にも、重量税20,000円の明細が載っていました。

自分の車の税額は、国土交通省の「次回自動車重量税額照会サービス」で、車台番号と受ける予定の日から調べられます。

法定費用の合計(車両重量2.0t以下)

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重量税の区分当てはまるノア重量税自賠責(24か月)印紙代(指定工場)合計
本則80系・90系のハイブリッド車20,000円17,650円2,100円39,750円
エコカー外・13年未満80系・90系のガソリン車32,800円17,650円2,100円52,550円
エコカー外・13年経過70系のほとんど45,600円17,650円2,100円65,350円
エコカー外・18年経過60系の全車、70系の初期50,400円17,650円2,100円70,150円

※自賠責保険料(自家用乗用・24か月)は17,650円。次回の改定では18,560円になり、表のどの合計も910円上がる(改定日以降に始まる保険期間の契約から)。印紙代は指定工場で窓口申請した場合の額で、OSS申請では1,850円。1.5t以下の60系2WDは、18年経過の重量税が37,800円で、合計は57,550円。

ノアの法定費用(2年分):ほぼ全車が2.0t以下の区分。本則39,750円(ハイブリッドの80系・90系)、エコカー外52,550円(80系・90系のガソリン車)、13年経過65,350円(70系のほとんど)、18年経過70,150円(60系の全車)。60系・70系は重課後の税額。自賠責17,650円・印紙代2,100円を含む
ハイブリッド車は本則の39,750円、ガソリン車は年数で上がる

予約サイトのノアの車種ページが示す「全国平均の車検費用」は、ハイブリッドのページでも重量税32,800円で計算された参考価格です。

本則のハイブリッド車が実際に払う重量税は、それより12,800円少なくなります。

1回目・2回目・13年目はいくら?|年数別のノアの車検費用

実績を「掲載された年−年式」で車齢の目安に直し、車検の回数ごとに並べました。

総額は4回目(8〜9年)で11万円前後に達し、13年以上の区分で12万円台になります。

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車検の回数の目安車齢の目安件数総額の中央値中ほど半分の範囲15万円以上の割合
1回目(初回)3年以内34件75,260円66,350〜91,460円0%
2回目4〜5年38件89,350円77,170〜110,870円11%
3回目6〜7年81件97,225円80,000〜117,970円6%
4回目8〜9年100件109,690円92,450〜137,982円17%
5回目10〜12年83件102,140円83,535〜124,098円10%
6回目以降13年以上115件125,480円109,146〜146,436円22%

※車齢は掲載年から年式を引いた目安で、登録した月によっては1年ほど前後する。年式の欄と本文の年式・初度登録が合わない6件と、説明文が別の車種の3件を除いた451件で集計。車検以外とみられる7件と重複24件もあわせて除いた420件で数え直しても、各区分の中央値の差は4千円以内。

回数を重ねるほど一律に上がるわけではなく、5回目(10〜12年)の中央値は4回目より低めに出ています。

どの回でも真ん中の半分に2万5千〜4万5千円の開きがあり、同じ年数でも何を替えるかで総額が大きく動きます。

世代別|60系は13万円台、90系は8万円前後

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世代(年式で分けた目安)件数総額の中央値中ほど半分の範囲
60系(2006年式まで)16件134,538円115,200〜162,690円
70系(2007〜2013年式)113件119,150円100,000〜143,820円
80系(2014〜2021年式)293件102,230円83,000〜124,000円
90系(2022年式〜)29件79,810円67,110〜95,448円

※年式で区切った目安のため、2007・2014・2022年式の欄には前の世代が入っている場合がある。60系は16件と少なく、参考値。対象は上の表と同じ451件。

走行距離で分けると、5万km未満が88,764円、5万〜10万kmが105,000円でした。

10万kmを超えた車は10万〜14万kmも14万km以上も11万6千円前後で並び、距離そのものより交換する部品の数で差がついています。

1回目(3年目)|90系はOBD検査、ハイブリッドは重量税20,000円

1回目の車検を迎えているのはいま90系で、3年以内の実例34件(うち29件が2022年式以降)に15万円以上の車はありませんでした。

説明文に出てくる作業はブレーキフルードの交換が半分の車でいちばん多く、エンジンオイルの交換は2割ほどです。

新車の一般保証は、トヨタの案内で「新車登録日から3年間または6万km走行時点のいずれか早い方まで」です。

気になる症状があれば、保証が残っているうちに販売店で点検を受けると、保証の条件に当てはまれば無料で修理されます。

トヨタが保証の条件に挙げているのは、法令で定められた点検・整備などを受けて、その記録(メンテナンスノートや定期点検記録簿)を残しておくことです。

車検を受ける店の指定は書かれていないので、ほかの店で受けたときも点検記録簿を保管しておきます。

90系ハイブリッドの1回目の実例には、補機バッテリーの交換を勧めた例と実際に替えた例が1件ずつありました。

替えるかどうかは、電圧の測定値や診断の結果を見せてもらってから決めると納得しやすくなります。

2回目(5年目)|特別保証の期限と重なる

ハイブリッド車の駆動用電池(メインバッテリー)やインバーターなどは、トヨタの特別保証(「新車登録日から5年間または10万km走行時点のいずれか早い方まで」)の対象に入っています。

2回目の車検はちょうどこの期限のころなので、ハイブリッドシステムの警告を一度でも見た車は、先に販売店で点検を受けると保証が使えるかどうかがはっきりします。

4回目(9年目)前後|スタビライザーリンクの交換が急に増える

スタビライザーリンクの交換が説明文に出てくる割合は、7年以内の車ではほぼ0%なのに、8〜9年の車では31%まで増えました。

足回り・ブレーキの部品やバッテリーなどの名前が出てくる車も8〜9年で49%あり、4回目の総額が11万円前後に上がる一因とみられます。

13年目以降|60系・70系は重課後の重量税

重量税の13年・18年は車検証の初度登録年月が起点で、その12年10か月後(18年は17年10か月後)の月以後に受ける車検から税額が上がります。

いまは60系の全車が18年を超え、70系も大半が13年を超えて、早い時期の70系は18年の税額です。

80系のガソリン車も、登録の早いものから13年経過の税額に切り替わっていきます。

13年以上の区分の中央値は、3年以内の区分より5万円ほど高くなっています。

毎年の自動車税も、ガソリン車は13年を超えると重くなりますが、ガソリンのハイブリッド車は自動車税の重課の対象外で、重量税とは扱いが異なります。

実例で見るノアの車検|総額と整備の内容

ノアの作業実績から、総額の安いものから高いものまで5件を選んで、整備の内容をまとめました。

同じノアでも、交換する部品によって総額が大きく変わることが分かります。

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総額世代走行距離地域主な整備の内容
75,580円80系ハイブリッド6万〜6万5千km山口県ブレーキフルードの交換(ブレーキの制御を止めるモードに切り替えて作業)と、ワイパーブレード・発煙筒・エアクリーンフィルターの交換
86,220円90系(2023年式)3万5千〜4万km愛知県最低限の整備で車検を通し、OBD検査の対象の車なので診断機でOBDの確認も実施
124,030円90系ハイブリッド(初回)4万5千〜5万km大阪府初回の車検で約4万9千km走行。新車のときのバッテリーが付いたままだったため交換を提案(ブレーキパッドの残りは十分)
174,568円80系2万〜2万5千km神奈川県事前の点検でウォーターポンプの不具合(冷却水が漏れて乾いた跡)が見つかった
191,200円70系(ZRR70G)13万5千〜14万km愛知県ドライブシャフトブーツ(インナー左右)、スタビライザーリンクロッド、エンジンオイル、ブレーキフルードの交換、エアコンクリーニング、マフラーコートなど

※車検店が掲載した作業実績を要約。総額は基本料・法定費用・追加の整備を含む。世代は店が書いた型式と年式から判断。

実例から分かること

整備が少ない車は、法定費用と基本料にブレーキフルードなどの交換が加わる程度で7万〜8万円台に収まっています。

10万円を超えた例では、初回でバッテリーの交換を勧められた車のほか、ウォーターポンプの不具合が見つかった車や、ドライブシャフトブーツ・スタビライザーリンクを交換した車がありました。

世代ごとの確認点|タカタ製エアバッグ・リコール・OBD検査

ノアの車検で確かめる4つのこと:60系・70系はタカタ製エアバッグの改修、90系はOBD検査の対象、8ナンバーの車いす仕様車は初回から2年ごと、ハイブリッド車は整備モードを店に任せる。エアバッグ未改修は車検に通らない。リコールは車台番号で確認
リコールの対象かどうかは、トヨタのリコール検索に車台番号を入れて確かめられる

60系・70系|助手席エアバッグの交換が済んでいるか

交換していないと車検に通らない

60系(AZR60G・65G)と70系(ZRR70G・70W・75G・75W)には、タカタ製の助手席エアバッグのインフレータ(ガスを出してふくらませる部品)を交換するリコールの対象車があります。

国土交通省の「車検を更新しない措置」の一覧にもノアの型式が載っていて、交換を済ませていない車は車検に通りません。

対象になるかどうかは製作の時期で変わります。

中古で手に入れた車は、トヨタのリコール検索で車台番号から対象と実施の有無を調べ、未実施ならトヨタの販売店で交換を受けてください。

70系には、ブレーキのマスターシリンダのシールに傷が付いてブレーキ液が漏れ、ブレーキの効きが落ちるおそれがあるとしたリコールも出ていました。

年数のたった車は、エアバッグ以外のリコールも一度にまとめて調べてから見積もりを頼むと、あとで作業が増えずに済みます。

80系|燃料ポンプのリコールとブレーキのサービスキャンペーン

80系では、低圧燃料ポンプの樹脂製の羽根車(インペラ)が燃料でふくらんで変形し、最悪の場合は走行中にエンストするおそれがあるとしたリコールが出ています。

ガソリン車と一部のハイブリッド車が対象で、届出番号4683・4830・5404などで対象の車台番号が追加されてきました。

ハイブリッド車には、ブレーキアクチュエータの摩耗で複数の警告灯が点いたままになったら無償で交換するサービスキャンペーンもあります。

90系|初めてOBD検査を受ける世代

OBD検査の対象の型式

自動車技術総合機構(NALTEC)の対象型式の一覧には、90系のMZRA90W・92W・95W(ガソリン)とZWR90W・92W・95W(ハイブリッド)がOBD検査の対象として載っています。

ノアにしかない4WDの車いす仕様車MZRA97Wも同じく対象です。

一部改良のあとに加わったKUOZUI MOTORS生産のZWR91W・96W(車検証の車名は「国瑞」)はこの一覧にまだ出てこないので、車検証の備考欄に「OBD検査対象」の記載があるかを見てください。

検査では診断機を車につなぎ、電子制御の装置に故障の記録(特定DTC)が残っていないかを見ます。記録が見つかれば、直すまで車検に通りません。

警告灯の有無では判断されないので、何か表示が出たことのある車は早めに販売店で診てもらいます。

90系には、レーントレーシングアシストやパノラミックビューモニターが「保安基準に適合しないおそれ」があるとしたリコールも出ています。

車台番号で未実施のものがないかを調べ、残っていれば車検の前に販売店で済ませておくと手戻りがありません。

ノア ハイブリッドの車検|整備モード・補機バッテリー・冷却フィルター

ノア ハイブリッドの取扱書(80系・90系)には、修理や車検、整備点検のときは整備モードに切り替える必要があり、トヨタの販売店に相談するよう書かれています。

取扱書に切り替えのやり方そのものは書かれていません。

検査場の決まりである自動車技術総合機構の審査事務規程(4-1(2)⑤)も、ハイブリッド車の受検者に「整備モードへの移行等によるアイドリング状態の維持」を求めています。

店に任せれば整備士が操作しますが、ユーザー車検で受けるなら、やり方を販売店や整備工場に前もって聞いておくと当日あわてません。

作業実績にも、80系ハイブリッドのブレーキフルードを替える際に、ブレーキの制御を止めるモードにしてから作業したと書いた店がありました。

ハイブリッド車の整備には、ガソリン車にはない手順が加わることがあります。

補機バッテリーは80系が荷室、90系はボンネットから救援

80系ハイブリッドの取扱書では、12Vの補機バッテリーは荷室のラゲージボックスにあるカバーの下に置かれ、エンジンルームにはありません。

上がってしまったときの救援は、エンジンルームに用意された救援用端子から行います。

90系ハイブリッドの取扱書の救援の手順は、ボンネットを開けて補機バッテリーのプラス端子に直接ケーブルをつなぐ流れで、80系とは作業する場所が違います。

80系も90系も押しがけでエンジンをかけることはできないので、上がったら救援の車かロードサービスを頼みます。

駆動用電池の冷却フィルターは助手席の下

ノア ハイブリッドは、助手席の下の部分から空気を取り込んで駆動用電池を冷やしていて、80系・90系の取扱書に共通の記載があります。

90系の取扱書は、使用頻度が高い車や、交通量・粉じんの多い地区で使う車について「25,000kmごとを目安にフィルターを清掃」するよう書いているので、車検の点検と一緒に頼むと手間が一度で済みます。

90系の8ナンバー車いす仕様車はノアだけ|福祉車両・スライドドア・3列シート

車いす仕様車タイプⅡ(サードシート無)は初回から2年ごと

90系の車いす仕様車のうち、タイプⅡはヴォクシーにはなくノアにだけある仕様です。

そのなかのサードシート無の仕様は8ナンバー(特種用途自動車)になり、トヨタの諸元表でも車検は「初回2年・以降2年」と書かれています。

道路運送車両法施行規則の第37条が、特種用途の自家用車を初回3年の対象から外しているためです。

タイプⅠとサードシート付きのタイプⅡは3ナンバーなので、ふつうのノアと変わらず最初が3年、その後は2年ごとです。

8ナンバー車は予約の前に伝える

8ナンバー車の重量税は、乗用車の表ではなく車両総重量で区切る特種用途車の表で決まります(タイプⅡのサードシート無は車両総重量1,950kgで「2t以下」の欄。エコカー外なら2年分で16,400円)。

8ナンバーを受け付けていない車検店もあるので、予約の段階で8ナンバーだと伝えておきます。

80系以前の福祉車両が8ナンバーかどうかは、ナンバープレートの分類番号の最初の数字が8かどうかで見分けられます。

バッテリーを替えたらスライドドアを手で一度閉める

バッテリー(ハイブリッド車は補機バッテリー)を外して付け直したあとは、パワースライドドアを適切に動かすために手で一度全閉にする初期設定が要る、と70系・80系・90系の取扱書に書かれています。

バッテリーを交換した車は、引き取るときにこの初期設定が済んでいるかを聞いておくと、帰り道でドアが自動で動かずに戸惑うことがありません。

助手席側にユニバーサルステップ(格納式の乗降用ステップ)を付けた90系について、取扱書はステップの故障でスライドドアが開閉できなくなるおそれを挙げ、連動を非作動にすれば開け閉めできると説明しています。

作業実績460件にスライドドアの修理の記載はありませんでしたが、ドアの動きに違和感があれば見積もりの時点で伝えておくと点検の項目に入れてもらえます。

サードシートを降ろしたまま乗るなら構造等変更検査

荷物のためにサードシートを外したまま使うと、乗車定員が車検証の記録と変わるので、運輸支局で構造等変更検査を受けることになります(道路運送車両法第67条、同法施行規則第38条第8項第9号)。

定員はそのままにしておきたい場合は、車検の前にサードシートを元どおり取り付けてから預けます。

70系以降のノアは、7人乗りと8人乗りが同じ型式の中にあり、どちらも車両重量は1.5t超〜2.0t以下です(80系のハイブリッド車と、90系のハイブリッドのE-Four車は7人乗りだけ)。

重量税の区分も自賠責保険料(自家用乗用)も同じなので、法定費用は7人乗りでも8人乗りでも同じです。

見積もりが高くなるケース|スタビライザーリンクとウォーターポンプ

460件の説明文から、整備の項目として名前が出てくる部品を数えました。

一覧に表示される冒頭の文章だけで数えているので、実際に作業した車はこの割合より多い可能性があり、点検しただけの記載も一部に入っています。

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部品・整備説明文に出てくる割合その作業が出てくる車の総額の中央値(件数)
ブレーキフルード38%103,442円(176件)
エンジンオイル・オイルエレメント35%104,000円(161件)
スタビライザーリンク15%116,435円(70件)
ワイパー(ゴム・ブレード)13%106,000円(60件)
冷却水(LLC)13%110,000円(59件)
エアコンフィルター12%100,000円(53件)
エアクリーナー(エアエレメント)8%113,974円(35件)
ブレーキパッド7%119,775円(31件)
足回りのブーツ類(ボールジョイント・タイロッドなど)6%118,850円(28件)
バッテリー(点検の記載を含む)5%120,000円(21件)
ウォーターポンプ2%149,000円(7件)

※右の列は、その部品が説明文に出てくる車の総額(基本料・法定費用・ほかの整備を含む)の中央値で、部品や作業の値段ではない。「オイル交換やタイヤ交換から車検まで承っております」のような店の案内文や特典の文にだけ出てくる語は数えていない。「ブレーキオイル交換」はブレーキフルードの側だけに数えた。

15万円以上になった61件だけで見ると、スタビライザーリンクが21%(全体では15%)に増え、ウォーターポンプとファンベルトの交換は全体の2倍を超える割合で出てきました。

オイルやブレーキフルードの交換しか書かれていない車(147件)の中央値が97,580円なのに対し、足回り・ブレーキの部品やバッテリーなどの名前が出てくる車(163件)は116,110円です。

ウォーターポンプの交換や水漏れの記載があった7件は、6件が2016〜2019年式の80系でした。

走行2万km台の車でも、見積もりの前の点検でウォーターポンプのまわりに冷却水が漏れて乾いた跡が見つかった例があります。

冷却水の減りを指摘されたら、どこから漏れているかと、部品代・工賃の内訳を見積もりに分けて書いてもらいます。

タイヤの残り溝などの基準は、車検とタイヤの記事にまとめています。

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作業実績の総額には、法定費用と基本料も入っています。

手元の見積もりと照らすときは、整備の項目だけを抜き出して並べると、どの部品で高くなっているかが見えてきます。

ディーラーと車検専門店ではいくら違う?|依頼先別の基本料

車両重量が1.5tを超えるノアは、多くの店の料金表で「大型乗用車(〜2.0t)」の欄を見ることになります。

全国5,857店の料金表から、この欄で各店が出している最安のコースの基本料(ネット予約の割引を引いた額)を拾い、チェーンごとの中央値を出しました。

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依頼先店舗数基本料の中央値
コスモ石油系の店141店13,200円
ENEOSのサービスステーション(Dr.Driveなど)1,538店16,300円
車検の速太郎131店16,500円
車検のコバック277店19,000円
ホリデー車検39店19,580円
アップル車検63店22,000円
オートバックス230店22,590円
トヨタ系の販売店73店44,330円
掲載店全体5,857店18,150円

※全国5,857店の料金表のうち、大型乗用車(〜2.0t)の欄の最も安いコースの基本料(ネット予約の割引後)で集計。整備費用は含めていない。トヨタ系の販売店は掲載している10社・73店の値で、全国のトヨタの販売店の代表値ではない。

チェーンごとに見ると、コスモ石油系の店・ENEOSのサービスステーション・車検の速太郎の3つが、掲載店全体の中央値18,150円より安い側にありました。

コバック・ホリデー車検・アップル車検・オートバックスは全体より少し高く、トヨタ系の販売店の44,330円は全体の約2.4倍です。

基本料に含まれる点検の範囲や、代車・整備保証が付くかどうかも店ごとに違います。

90系は、OBD検査の対象の車に1,980〜5,500円を上乗せする店もあるので、見積もりの合計で比べてください。

トヨタの販売会社5社の料金表(ノアのクラス)

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販売会社(地域)ノアが入るクラス基本料金内訳(点検料・検査料・代行手数料)
トヨタカローラ愛知(愛知県)Dクラス43,780円21,780円・11,000円・11,000円
トヨタモビリティ中京(愛知県)ラージクラス43,978円22,968円・11,770円・9,240円
トヨタモビリティ新大阪(大阪府)Mクラス(〜2000cc)47,300円22,000円・14,300円・11,000円
ネッツトヨタ千葉(千葉県)ミディアム(車両重量2.0t以下)52,690円27,610円・13,200円・11,880円
トヨタモビリティ東京(東京都)Cセグメント72,600円48,400円・13,200円・11,000円

※各社の車検料金のページに出ている額(ネッツトヨタ千葉以外の4社は税込と明記)。部品代・整備の技術料は別。トヨタモビリティ新大阪は、車種によってOBD検査料3,300円が別にかかると注記している。

ここに法定費用を足した額は、部品を替えない場合でもハイブリッド車で8万3千〜11万2千円、13年未満のガソリン車で9万6千〜12万5千円ほどです。

同じトヨタ系の販売店でも、会社が違えば基本料金に3万円近い開きがあります。

各社の料金表にある法定費用の欄は、そのクラスの車で計算した例で、重量税や印紙代の前提は会社ごとに違います。

ノアの見積もりでは、重量税が2.0t以下の区分で、ハイブリッドかガソリン車か、13年・18年を過ぎたかに合った額になっているかを確かめます。

先に販売店へ相談したいケース

車検そのものは、ガソリンスタンドや車検専門店、整備工場のどこに頼んでも受けられます。

販売店を先に回ったほうがよいのは、保証期間中の不具合、未実施のリコール、ハイブリッドシステムの警告がある車で、保証やリコールで直せる部分を先に片づけると車検の見積もりから外せます。

\依頼先を決めたら、近くの店の料金を確認/

都道府県別|ノアの車検費用の目安

車検の基本料は地域によって差があります。

当サイトで全国5,857店の車検の料金表を集計し、ノアが入る大型乗用車(〜2.0t)の区分で、各店のいちばん安いコースの基本料(ネット予約の割引後)を都道府県ごとに平均しました。右の列は、そこに重量税がエコカー外・13年未満の場合の法定費用52,550円を足した額です。

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都道府県掲載店基本料の平均法定費用を足した目安
北海道275店20,109円72,659円
青森県67店18,841円71,391円
岩手県73店24,146円76,696円
宮城県175店16,988円69,538円
秋田県72店27,955円80,505円
山形県60店21,847円74,397円
福島県79店27,398円79,948円
茨城県172店24,669円77,219円
栃木県120店19,577円72,127円
群馬県93店19,882円72,432円
埼玉県380店24,018円76,568円
千葉県257店18,782円71,332円
東京都374店29,912円82,462円
神奈川県289店23,061円75,611円
新潟県92店29,067円81,617円
富山県60店15,379円67,929円
石川県70店15,745円68,295円
福井県52店21,692円74,242円
山梨県75店22,991円75,541円
長野県91店27,035円79,585円
岐阜県113店22,208円74,758円
静岡県213店22,249円74,799円
愛知県430店22,192円74,742円
三重県82店18,789円71,339円
滋賀県64店17,087円69,637円
京都府125店17,083円69,633円
大阪府331店16,876円69,426円
兵庫県203店19,219円71,769円
奈良県66店21,579円74,129円
和歌山県42店22,608円75,158円
鳥取県40店18,234円70,784円
島根県47店24,351円76,901円
岡山県126店17,691円70,241円
広島県173店17,274円69,824円
山口県89店20,119円72,669円
徳島県50店24,906円77,456円
香川県42店18,807円71,357円
愛媛県56店18,556円71,106円
高知県17店22,039円74,589円
福岡県235店14,669円67,219円
佐賀県36店16,297円68,847円
長崎県59店21,102円73,652円
熊本県80店19,774円72,324円
大分県58店18,775円71,325円
宮崎県42店22,788円75,338円
鹿児島県67店20,018円72,568円
沖縄県44店29,710円82,260円

※全国5,857店の料金表を集計(整備費用は含まない)。都道府県名にリンクがあるところは、その地域の車検が安い店を紹介した記事。重量税が本則のハイブリッド車は、右の列から12,800円を引く。

基本料の平均が安いのは福岡県(14,669円)、富山県(15,379円)、石川県(15,745円)、高いのは東京都(29,912円)、沖縄県(29,710円)、新潟県(29,067円)でした。

同じ県の中でも店によって1万円以上違うことがあるので、近くの店の料金を並べて比べるのが確実です。

地方別|ノアの実例の総額

ノアの作業実績を、店の所在地で地方ごとに分けると、総額の中央値は次のとおりです(10件以上ある地方だけ)。

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地方件数総額の中央値
北海道・東北12件117,000円
関東(山梨を含む)116件112,760円
東海210件104,601円
近畿54件107,033円
中国26件92,120円
九州・沖縄27件93,000円

※実例の多くは東海と関東の店のもの。北陸・信越・四国は件数が少ないため載せていない。

ノアの車検は楽天Car車検がおすすめ|5つの理由

JPCARS編集長JPCARS編集長

同じ地域の店どうしでも、基本料の差は小さくありません。

ノアの車検は、近くの2〜3店の見積もりを並べると、どこで差が出ているかが見えてきます。

ノアの車検をどこに頼むか迷ったら、まず楽天Car車検で近くの店を比べると決めやすくなります。

楽天Car車検は「掲載店舗数No.1」をうたう車検の予約サイトで、郵便番号を入れるだけで近くの店の料金、口コミ、作業実績をまとめて見られます。

当サイトで掲載店5,857店の料金表を集計した結果とあわせて、おすすめの理由を紹介します。

車検の予約は楽天Car車検が便利な理由:掲載店が多く近くの店の料金を並べて比べられる、約6割の店がネット予約の割引を出していて割引の中央値は8,000円、実際の総額と口コミで選べる、代車あり93.6%・土日祝OK78.6%など条件で絞り込める、車検を受けると楽天ポイント500ポイント。見積もりの予約は約1分・無料
掲載5,857店の料金表とサービス表示を集計

1. 近くの店の料金を並べて比べられる

車検の基本料は、同じ地域でも店によって1万円以上違うことがあります。

楽天Car車検では、郵便番号や現在地から近くの店を探し、コースごとの参考価格を並べて比べられます。

車種ページではノアが入る大型乗用車(〜2.0t)の全国平均と都道府県別の平均も見られます。

2. ネット予約の割引がある店が多い

楽天Car車検の料金表では、掲載店の約6割(61.1%)が参考価格にネット予約などの割引を入れていて、割引額の中央値は8,000円でした。

店の窓口で申し込むより、楽天Car車検から予約したほうが安くなる店があります。

3. ノアの作業実績と口コミで店を選べる

楽天Car車検には、店が実際に車検をした車の総額と作業内容が「作業実績」として載っていて、集計した時点で、ノアだけでも460件ありました。

店ごとの口コミも読めるので、料金だけでなく説明の丁寧さや仕上がりも比べて選べます。

4. 代車・土日・1日車検などの条件で絞り込める

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掲載店の表示表示がある店の割合
代車あり93.6%
土日祝OK78.6%
1日車検61.4%
クレジットカードOK97.8%
整備保証92.7%
ハイブリッド車OK98.5%

※掲載5,857店の店舗情報のサービス表示を集計。

「ハイブリッド車OK」の表示がある店は98.5%あり、ノア ハイブリッドもほとんどの店で受けられます。

送り迎えや買い物で毎日使う車なら、代車ありや1日車検の店に絞ると、車のない日を減らせます。

5. 車検を受けると楽天ポイントがもらえる

楽天Car車検で予約して車検を受けると、楽天ポイントが500ポイントもらえます。

時期によってはキャンペーンの条件を満たすと上乗せがあり、楽天Car車検の案内では合計で最大3,100ポイントとなっています(条件は楽天Car車検のページで確かめてください)。

楽天Car車検で予約する流れ

STEP
店を探して無料見積もりを予約する

郵便番号から近くの店を探し、予約フォームから申し込みます(入力は約1分)。

STEP
店で無料の見積もりを受ける

予約した日時に来店し、見積もりの内容を確かめます。

STEP
車検を受ける

見積もりに納得したら車検を依頼します。車検を受けるとポイントがもらえます。

見積もりは無料なので、2〜3店で見積もりを取って比べてから決めても費用はかかりません。

ノアの車検は楽天Car車検で比べてから決める

5つの理由をまとめると、次のとおりです。

  • 1近くの店の料金を並べて比べられる
  • 2ネット予約の割引がある店が約6割(割引額の中央値8,000円)
  • 3ノアの作業実績と口コミで店を選べる
  • 4代車・土日・1日車検などの条件で絞り込める
  • 5車検を受けると楽天ポイントがもらえる

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ノアの車検費用を抑える方法

法定費用は印紙代の数百円を除いてどの店でもほぼ同じなので、下げられるのは基本料と整備費用です。

基本料の安い店を選ぶことと、予防の整備の時期を分けることが、総額を抑える近道になります。

  1. 2〜3店の見積もりを並べる:同じ〜2.0tの区分でも、基本料はチェーンや販売会社によって2倍以上違う。
  2. 満了日の2か月前から動く:この間に受ければ次の満了日は変わらない(車検の期間)。早めに店を探せば、見積もりを比べる余裕ができる。
  3. 予防のための整備は時期をずらす:オイル交換のように車検に通すのに必須ではない整備は、次の点検に回せば一度の支払いが軽くなる。
  4. ハイブリッド車は重量税とバッテリーを確認:重量税が20,000円で計算されているか、補機バッテリーの交換は測定結果を見てから決める。
  5. 自動車保険も見直す:車検の時期に任意保険の保険料を複数の会社で比べると、1年の維持費をまとめて減らせることがある。

見積もりで確かめる項目

  1. 重量税:2.0t以下の区分で、ハイブリッド車は20,000円、13年未満のガソリン車は32,800円、13年・18年を過ぎた車は45,600円・50,400円になっているか。
  2. 車検に通すための整備か:基準に合わないために替える部品と、先回りで替える部品を分けてもらう。
  3. 部品代と工賃の内訳:ウォーターポンプや足回りの部品など金額の大きい項目は、ほかの店の見積もりと並べる。
  4. 車検とは別の申し込み:メンテナンスパックや延長保証、下回りの防錆・洗浄は車検に通すのに必須ではないので、入れるかどうかを分けて決める。
  5. 90系のOBD検査の料金:上乗せがあるか、いくらかを店ごとに比べる。
  6. 8ナンバー車の受け付け:車いす仕様車(サードシート無)は予約の時点で伝える。

ユーザー車検にする場合

ユーザー車検なら店の基本料はかかりませんが、平日に運輸支局まで行き、点検整備の手配も自分でする必要があります。

ハイブリッド車は検査中に整備モードでアイドリングを続ける必要もあるので、慣れていなければ基本料の安い店に頼むほうが手間が少なく済みます。

ノアの車検に関するよくある質問

ノアの車検は何年ごとですか?

新車登録から最初の車検までは3年、その後は2年おきです(自家用の乗用車の場合)。13年を超えても間隔は同じです。

例外は、90系でノアだけに設定された8ナンバーの車いす仕様車(タイプⅡのサードシート無)で、最初から2年ごとになります。

ノアハイブリッドは1回目の車検で重量税が0円になりますか?

0円にはならないとみられます。1回目の継続車検でも免税が続くのは、最新の燃費基準の120%以上(登録の時期によっては125%以上)を満たす車などに限られ、90系のハイブリッドは100%前後です。

そのため2年分で20,000円(本則)が目安で、実際の額は次回自動車重量税額照会サービスに車台番号を入れると確かめられます。

見積もりが15万円でした。高いですか?

作業実績460件のうち、15万円以上だったのは13%で、高めの部類です。

それでも13年以上の車ではおよそ5台に1台が15万円以上になり、8〜9年の車でも17%ありました。

車検に通すための整備と先回りの整備を分けて説明してもらい、ほかの店の見積もりとも並べて判断してください。

ノアとヴォクシーで車検費用は違いますか?

型式が同じなら、重量税の区分も本則かどうかも同じなので、法定費用に違いはありません。

作業実績の総額の中央値も、ノア(460件)が105,265円、ヴォクシー(728件)が101,725円と近い水準です。

ノア ハイブリッドの車検モード(整備モード)は自分で切り替えられますか?

取扱書(80系・90系)には、持ち主向けの切り替えの手順は載っていません。

車検を店に任せれば、切り替えは整備士が行います。ユーザー車検で受けるときは、事前に販売店か整備工場でやり方を確かめてください。

3ナンバーと5ナンバーで車検費用は変わりますか?

指定工場に頼む場合の法定費用は同じです。重量税は車両重量で決まり、自賠責保険料も自家用の乗用車なら変わりません。

差が出るのは、ユーザー車検などで検査場に持ち込むときの検査手数料で、3ナンバーなら2,600円、5ナンバーなら2,500円です。

車検シールはどこに貼りますか?

貼る場所は、フロントガラスの内側の運転席側の上部で、車の中心からできるだけ離れた位置(車内から見て右上)です。

90系の取扱書は、前方カメラの前の決められた範囲にはステッカーを貼らないよう注意しています。

シールの貼り方の決まりは車検シールの貼り方の記事でも説明しています。

ノアの車検にはどれくらい時間がかかりますか?

指定工場(民間車検場)に頼み、交換する部品も少なければ、預けた日のうちに戻ってくることが多いです。

部品の取り寄せが要るときや、車を運輸支局の検査場へ運んで検査する認証工場では、1〜3日預けることもあります。店の種類ごとの目安は車検にかかる時間の記事にまとめています。

車検をやめて車を売るほうが得なこともある|古い車・修理が重なる車

車検の見積もりで、タイヤやブレーキ、足回りなどの交換がいくつも重なると、法定費用と基本料に整備費用が上乗せされて総額が大きくふくらみます。

年式が古い車や走行距離の多い車は、車検のあとも部品の交換が続きやすく、車検を通して乗り続けるより、手放したほうが出費を抑えられる場合があります。

次のような車は、車検を予約する前に「今いくらで売れるか」も確かめておくと判断しやすくなります。

  • 初度登録から13年を超えて、重量税が上がった車(18年を超えるとさらに上がります)
  • 年式が古い、または走行距離が多く、下取りでは値段がつかないと言われた車
  • 事故や故障で動かない車、大きな修理が必要と言われた車
  • 乗る機会が減って、車検代と税金を払い続けるか迷っている車

車検を通してから売っても、かけた車検費用の分だけ買取額が上がるとは限りません。

また、普通車は抹消登録をすると、翌月から年度末までの自動車税が月割りで戻ります(軽自動車には還付の制度がありません)。

年式が古い車や走行距離の多い車、動かない車の売り先には、廃車買取専門のカーネクストがあります。

どんな車も0円以上で買い取るとしていて、引取は全国どこでも無料(一部の離島を除く)、レッカー代や解体費用、廃車手続きの代行費用もかかりません。

普通車の自動車税の還付手続きも無料で代行し、還付金は買取額とは別に受け取れます。

カーネクスト(廃車買取専門)公式サイトのトップ画面
画像:カーネクスト(廃車買取専門)公式サイト

※査定の依頼は無料です。売ると決めて申し込んだあとに取り消すと、一律30,000円の手数料がかかると利用規約に書かれているので、金額に納得してから申し込んでください。電話でも査定を受け付けています(8:00〜22:00、年中無休)。

まとめ|型式・年数・8ナンバーかを確かめて見積もりを並べる

ノアの車検費用は、ハイブリッドかガソリン車か、13年・18年を過ぎたかで法定費用が決まり、その上に店ごとの基本料と整備費用が乗ります。

車検証で型式・車両重量・ナンバーの分類を見て、リコールの残りがないかも確かめたうえで、2〜3店の見積もりを並べて比べるのが近道です。

この記事のまとめ
  • 総額は10万円前後が中心。1回目は7万円台、4回目で11万円前後、13年以上は12万円台
  • 60系2WDの一部を除いて1.5t超〜2.0t以下。法定費用はハイブリッド車が39,750円、ガソリン車(13年未満)が52,550円
  • 本則になるのは80系・90系のハイブリッド車で、90系のハイブリッドも1回目から重量税20,000円
  • リコール対象のタカタ製エアバッグが未交換の60系・70系は車検に通らない。90系はOBD検査を受ける
  • 8ナンバーの車いす仕様車は初回から2年ごと。8年を過ぎたらスタビライザーリンクの交換が増える
  • 近くの店の料金とノアの実例は、楽天Car車検のノアのページで比べられる

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  • 1郵便番号を入れるだけで、近くの店の料金と口コミが一覧になる
  • 2ネット予約の割引がある店なら、窓口で申し込むより安くなることがある
  • 3見積もりは無料なので、2〜3店を比べてから決められる

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お住まいの地域の店と料金は、都道府県・都市ごとの車検記事で探せます。

地域別|車検が安いおすすめ店

この記事で参照した公式情報

この記事を書いた人

JPCARS編集長。軽自動車から輸入車まで3台を乗り継ぎ、車検・売却・購入を自分で経験。記事は、全国の車検店の料金表と各社・公的機関の公式情報を集計・確認し、費用の内訳と損をしない手順を書いています。

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